なかのかおり(ジャーナリスト、早稲田大参加のデザイン研究所招聘研究員)

新聞社に20年勤め独立★コロナ禍の子供の暮らし・生きづらい人や障害者の支援・働く喜び・…

なかのかおり(ジャーナリスト、早稲田大参加のデザイン研究所招聘研究員)

新聞社に20年勤め独立★コロナ禍の子供の暮らし・生きづらい人や障害者の支援・働く喜び・コミュニティ・音楽・ダンス・映画・子育て・キャリア・居場所・多様性★Yahoo!ニュース個人、Forbes、ハフポスト等に掲載した記事をアーカイブします。他の著作物はTwitterでご覧ください

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    • パラリンピック開会式で布袋寅泰と共演したダウン症のあるダンサーたち!

      素敵だったパラリンピック開会式。 ダウン症のあるダンサーも出演しましたね。 彼らはダンスチーム・ラブジャンクスのメンバー。かつては安室奈美恵さんとデビュー、DAPUMP、三浦大知さん、SPEEDを育て、AKB48のヘビーローテーションやフライングゲットを振付したアンナ先生が主宰し、芸能界と交差しながら活動してきました。 パラ開会式では、布袋寅泰さんの登場シーンなど大舞台にものおじせず、流れに合わせながらニコニコ、楽しそうにダンス!小学生のころから活動するブレイキングのダン

      • 子どもが犯罪から身を守る方法・登下校時の安全教育

        子どもがターゲットになる事件の報道が相次ぎ、自分の身を守る教育が改めて注目されている。知識を持ち、走って逃げる練習や、防犯ブザーの鳴らし方など実践しておくだけで心構えができる。東京都内の小学校で開かれたNPO法人「体験型安全教育支援機構」の1年生向け教室を取材した。(2018/9/3 Yahoo!ニュース個人) ある日の午前、東京都内の小学校。ランドセルを背負った登下校スタイルの1年生が体育館に集まる。NPO法人「体験型安全教育支援機構」の代表理事・清永奈穂さんら3人が先生

        • 性の冒険・親との衝突・仕事の夢…障害ある女性のポップな成長物語「37セカンズ」

          公開中の映画「37セカンズ」は、脳性まひのある女性が主人公です。性の冒険をしてみたり、仕事で夢を追ったり、過保護な母から自立しようとチャレンジします。様々な人に背中を押されて自分を探す旅の過程は、障害のある人もない人も、同じように経験していることかもしれません。(2020/2/15 Yahoo!ニュース個人) ●生活を共にし、リアルを知る 主人公は、脳性まひのある23歳のユマ。生まれるときに37秒の間、息をしていなかったことで、手足が自由に動かせなくなり、過保護な母親と二人

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        • 【アラフォー初めてママのときどきドキドキジャーナル】
          19本
        • 【ハフポスト掲載記事】なかのかおり
          30本

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          子育て中の不倫…その先に、人生の選択を問う映画「Red」

          公開中の映画「Red」で、夏帆さん演じる主人公の塔子は、エリートの夫とかわいい娘と暮らす裕福な主婦。妻夫木聡さん演じる、昔付き合っていた鞍田に再会して、恋に落ちてしまいます。(2020/2/22 Yahoo!ニュース個人) ●正しさを求められる女性たち それまでの塔子は、身ぎれいにして、義母に言われるままに手の込んだ食事を用意し、子どもに笑顔を向け、夫に奉仕していました。一般的に、そういう母親は少なくないですし、深く考えずとも穏やかに暮らしている人、家事や育児に喜びを感じる

          子育て中の不倫…その先に、人生の選択を問う映画「Red」

          「小1の壁」登下校のケアと子どもの防犯・近所づきあいは程よく

          小学校に入学すると、登下校の問題が出てきます。距離があれば、送り迎えの必要や心配があります。学校が近くても、子どもが出歩く初めての経験で、ケアが必要です。子どもが知っておきたい簡単な防犯の知識を紹介し、近所の子と登下校する際の距離感を考えます。(2019/4/15 Yahoo!ニュース個人) ●初めは小さな下校トラブルも 親が送り迎えをしていた保育園・幼稚園と違い、小学校に通うようになると、登下校のトラブルや心配が出てきます。昨年、娘が入学した際は、2週間は方面ごとに集団下

          「小1の壁」登下校のケアと子どもの防犯・近所づきあいは程よく

          氷川きよしとエルサ 「ありのままで」孤高の生き方が教えてくれること

          年末に注目を集めた歌手の氷川きよしさん(42)。演歌でキャリアを積んだ氷川さんが、アニメ・ドラゴンボールの主題歌「限界突破×サバイバー」をビジュアル系ロッカーさながらに歌う姿に、びっくりした人は少なくありません。氷川さんの発言やインスタグラムからは、ありのままで自分らしく生きる決意が伝わります。そんな姿は、映画「アナと雪の女王」のエルサとも重なり、教えられることがあります。(2020/1/7 Yahoo!ニュース個人) 〇カテゴライズは「苦しい」 歌唱力とオーラの強さで演歌

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          お金だけでは解決できない分断・映画「パラサイト 半地下の家族」に見る格差社会

          カンヌ国際映画祭最高賞の韓国映画「パラサイト 半地下の家族」には、お金持ちの家庭と、そこにパラサイト(寄生)する貧しい家庭が出てきます。何度も事業に失敗、計画性も仕事もないが明るい父と、母。大学受験に落ち続ける息子。美大を目指すが予備校に通うお金がない娘。暮らしにくい半地下の家に住む4人は、内職をして身を寄せ合って暮らしています。ある日、息子が友人から、IT企業の社長一家の家庭教師を頼まれて…。そのしたたかさで、社長一家に寄生していき、驚きの結果になります。(2020/1/2

          お金だけでは解決できない分断・映画「パラサイト 半地下の家族」に見る格差社会

          停電の千葉、障害者が育てる胡蝶蘭5千株「全滅」から再生へ

          知的障害のある人たちが働く、千葉県富津市の「アロンアロン オーキッドガーデン」。台風15号の影響により、9月、胡蝶蘭の苗約5千株が全滅した。停電で温室の空調が止まって温度が上がり、商品として売れない状態になったという。それでも働き手は元気に通い、再生のために活動を続けている。(2019/10/2 Yahoo!ニュース個人) 〇障害ある息子のため始めた 筆者は2017年、胡蝶蘭栽培の温室がスタートした際に現地を訪れた。オーキッドガーデンを運営するNPO「アロンアロン」の代表・

          停電の千葉、障害者が育てる胡蝶蘭5千株「全滅」から再生へ

          台風19号・子どもの体と心を守る方法・休校や自宅浸水にストレスも

          台風19号の被害は、子どもたちにも大きな影響を与えている。17日午前5時までの文部科学省のまとめによると、少なくとも10都県の小中高校など145校が休校。住宅への浸水被害は、17都県で計4万棟近くにのぼることが、朝日新聞の集計でわかった。住む場や学用品をなくしたり、生活が変わったり、ストレスを受けている子どもも少なくない。子どもの体と心を守るには?(2019/10/17 Yahoo!ニュース個人) 関連記事→災害時、子どもを守るには・気をつけたいストレスのサイン 〇居場所作

          台風19号・子どもの体と心を守る方法・休校や自宅浸水にストレスも

          「本音」は言えないSNSの世界・改めて、じかに接することの大切さ

          夏休み明けは、子どもたちの不登校や自殺が心配される時期です。「東京自殺防止センター」は毎晩、聴く経験を積んだボランティアが電話相談の対応をします。つながりやすいSNSの相談窓口も大事だけれど、息づかいがわかる方法だそうです。筆者は、心身や社会的環境にハンディのある人たちの就労を取材してきて、「じかに接することの大切さ」を改めて感じています。(2019/9/2 Yahoo!ニュース個人) 筆者はおよそ2か月、記事とSNSの投稿をお休みしていました。他の仕事があったからでもあり

          「本音」は言えないSNSの世界・改めて、じかに接することの大切さ

          夏休み明け「死にたいと思ったら電話して」

          ★この記事の情報は2018年のものですが、自殺防止センターは、毎日、電話相談に応じています。Twitterで検索してください。 夏休み明け、子どもの精神状態も心配される。自殺予防週間にともないNPO法人「国際ビフレンダーズ東京自殺防止センター」は、9月1日午前0時から3日午前6時まで54時間連続の相談を実施する。通常は365日、夜間に訓練を受けたボランティア相談員が電話を取っているセンター。この54時間は昼間も開設され、フリーダイヤルで無料で電話できる。(2018/9/1

          「働きづらい人に必要なのは、保護よりチャンス」・多様な働き方を考える

          川崎の殺傷など事件が相次ぎ、引きこもりやハンディのある人たちの支援について改めて注目が集まりました。カウンセリングや見守りも必要ですが、支援を受けつつ働くことで自信を取り戻せる場合もあります。医療・福祉の現場を経験してきた日本財団の竹村利道さんに、生きにくさを感じる多様な人が働ける社会の実現について聞きました。(2019/6/24 Yahoo!ニュース個人) ●「理解して」と言わなくても 竹村さんは大学を卒業後、高知の病院で医療ソーシャルワーカーとして勤めた。退院した障害者

          「働きづらい人に必要なのは、保護よりチャンス」・多様な働き方を考える

          子どもの病気に奔走する親たち…新型肺炎にも緊張・産後の働き方を考える

          毎年、インフルエンザが流行る季節は、学級閉鎖や保育園の集団感染が起きて、保護者の緊張も高まります。今季は水ぼうそうも流行し、新型肺炎という未知の病気が…。現在のところは、学校でキッズサイズのマスクをしたり、手洗いうがいをしっかりしたり、冷静な対応をしているようです。もともと子どもは病気が多くて、周囲の大人も、予防や対策に敏感です。けれど、子どもの病気に慣れていない、育休から復職後の親にとっては、試練です。産後の働き方を考える際、避けて通れない子どもの病気について、後編です。(

          子どもの病気に奔走する親たち…新型肺炎にも緊張・産後の働き方を考える

          感染症、胃腸炎…子どもの病気の多さに衝撃・産後の働き方を考える

          学校や保育園で、病気が流行しています。「姉妹そろってインフルエンザになった」「水ぼうそうの子がいる」…。校内で学級閉鎖の話を聞くと、親は子どものケアと仕事のやりくりを考えて、戦々恐々。最近は、季節を問わず病気が流行りますし、予防接種をしても、かかる時はかかるもの。保育園に入ったばかりの乳幼児はさらに病気が多く、ある日突然に発熱します。子どもの病気について、親も周囲の人も知っておきたい具体例をお伝えします。(2020/1/14 Yahoo!ニュース個人) 関連記事→5歳と45歳

          感染症、胃腸炎…子どもの病気の多さに衝撃・産後の働き方を考える

          子育て中の「夫婦間格差」・短時間勤務を選んだら

          来春に育休からの復帰を考えている家庭は、保育園を探し、復帰後の働き方を計画する時期です。以前よりは、働き方を選びやすい雰囲気になったと思います。一方で、「産後は一人前と見てもらえない」という悩みもあるようです。産後に働く上で直面することや、その改善策を提示するシリーズ、今回は、妻が短時間勤務をすることにより生まれる、夫婦間の格差について考えます。(2019/12/3 Yahoo!ニュース個人) 関連記事→短時間勤務を選んだら・産後の働き方を考える ●妻の短時間勤務-夫の長時