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2019年のゴールデンウィークを振り返る。

10連休のGW、やっと明けましたね。私は連休前半は東京で、後半は大阪で過ごしたのですが、今年のゴールデンウィークは家族時間と一人時間がバランス良く取れた連休でした。

アカウントを作ったばかりのnoteで、振り返ってみようと思います。

友人、先輩方との時間と新しい出会い

東京でも大阪でも、デザイナー時代の先輩方や、一時期お手伝いしていたマエキタミヤコさんのサステナ時代の友人と、じっくり話す機会がありました。

長いお付き合いの方々ばかりで、今もこうして繋がっていられることを心から嬉しく思っています。いろんなお話を聞かせてもらって、たくさん笑って、本当に楽しい時間でした。

私も仕事について、暮らしについて、聞いてもらったことで、抱えていた小さな悩みがいくつも吹き飛びました!

一緒に時間を過ごしてくださった皆さま、ありがとうございます。

「香織さんがそんな悩みを抱えていたなんて。」
「意外…そんな風に全然見えなかった。」

と言われることが最近多い気がします。今まであまり人に話さなかったことも、話すことが増えてきたのかな。悩んで、トライして、失敗して、の繰り返しで、今ここにいる感じです。

また、新しい出会いもありました。

自分らしく活動されてる元気で素敵な女性に出会うと、「私も頑張ろう!」とパワーが内側から湧いてきます。

今回知り合えた皆さまとも、ご縁が続いていくといいな。

何でもない家族時間の幸せ

大阪の実家では、親戚一同集まって食事をしたり、姉と朝ランしたり、泊まりに来た姪っ子と遊んだり、特別なことはないけど、平和な時間を過ごせました。

両親が携帯をスマホに機種変することになり、ショップに同行してスマホを手に入れ、使い方を教える毎日でもありました。ついに母がLINEを使えるようになったので、コミュニケーションがずいぶんラクになりました。

大変だったのは、赤ちゃん時代からの娘や姪っ子達の写真を、古い携帯から一枚ずつ赤外線でスマホに移動する作業。時間はかかりましたが、懐かしい記憶と共にじんわり、あたたかい気持ちになりました。

気ままに過ごせた一人時間

アートと音楽に触れる一人きりの時間が取れたことも、この連休の嬉しかったことです。

ミッドタウンのサントリー美術館で始まったばかりの佐藤オオキさんの展覧会へ。白の展示、黒の展示、どちらも面白く、何度でも巡りたくなる仕掛けになっています。

こちらは傘の映像インスタレーション。是非、体感してほしいなと思います。素敵すぎて、ずっと歩いていたくなりますよ。

下北沢へライブにも出かけました。そのアーティストの歌声を聴くのは、高校生以来。第一声を聴いた時には、思わずジーンと涙ぐみました。

もうずいぶん長い年月が経ちましたが、今も心から楽しそうにギターを弾き歌う姿を目の前にして、胸がいっぱいになった夜でした。

10代だった頃の自分の気持ちも、忘れてたようなことまでたくさん思い出しました。音楽の力はすごいですね。インターネットもない時代、アメリカ留学の情報をかき集めて、何度も渡航したことを懐かしく思い出しました。

映画 『アレッポ最後の男たち』

大阪滞在最終日、十三にある第七藝術劇場で、映画『アレッポ最後の男たち』を観てきました。私がシリアに住んでいた頃、遊びに来てくれた先輩と一緒に。

当時暮らしていたアレッポの面影はなく、現実に言葉を失い、怒りと絶望と苦しさと深い悲しみとで、思い出すだけでまた涙がこみ上げてきます。

私は今日も、家族や友人達と安全に暮らしている。当たり前のようにそんな毎日を繰り返すことができている。同じ街で同じように、私も彼らも生きていたはずなのに…。何故、と問わずにいられません。

・・・

アメリカ留学と共にあった学生時代。デザイナーとして始まったキャリア。イラストを描くきっかけとなったシリアでの暮らし。フリーランスとして活動を始める転機となった個展。「家事」「育児」「仕事」の両立に悩んだ時期。支えてくれる家族と友人。

全部がギュッと集まったような、濃密な2019年のゴールデンウィークでした。

こんな文章を書く場がこれまでなかったので、noteに記録してみようかなと思っています。気まぐれに、更新していく予定です。

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