病の効用①

「風邪の効用」という整体師・野口晴哉さんの言葉があります。皆が嫌がる風邪だけど、実はとても重要なのでワンシーズンに1回はひいておくとオリを溜めないよ、というような、ざっくりいうとそんな意味だったと思います。

病は、また怪我も、そういう性質のものだと考えています。上の風邪については実際的な毒出しだったり、疲れを発散するものという意味になるでしょうが、病は必要で なるものだと思っています。不思議なくらい、とても抽象的な意味があるのではと感じています。それでその病を患った意味、言うなれば病を通じた自分からのメッセージを理解すると治癒するものなのではないかなあ、、というのがわたしの考えです。


エネルギー的な話で、あらゆる病はまず魂の傷やストレスから成る、いうのはよく言われていることです。今、患っている方にとってはなかなか受け入れがたい表現かもしれませんが色々な病は心のストレスから発されていることが多いようです(東洋医学的に言えば、心が病むことで気の流れが悪くなるということにつながるので、こうした解釈もできます)。


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こんなことを書きながら、わたしはけっこう健康で、自分が患う例があまりあげられない、と言うのが実際でした。

が、3月の末から(天文学的なことを言うと水星が逆行している時期にドンピシャであたっていたのですが)、めまい とこれに伴うだるさ、疲れが出てしまいました。今も若干あります。

めまいは3年くらい前、夏に入るとき一度忙しくしていてなったことがありました。そのときは布団から起き上がれないくらいひどく目が回り、仕事にも2週間ほど行けませんでした(今、思えばこの時から薬膳を学ぼうと思いはじめたのです)。

今回は季節変わって春先のめまいです。前回ほどひどくありませんでしたが、前回の恐怖があったので、ふだん滅多に病院に行きませんが、漢方を処方してくれる医院に行きました。

風邪をひいたりしてちょっと体力落ち気味だったところ急に忙しくなったというのと、春で気温や気圧の変化があったから、気の巡りがうまくいかなくなったのだろうと考えました。身体的な理由としてはこれでほとんど合っていると思います。


と同時にすぐにもうひとつ、大事なことに気づきました。めまいが今のわたしに何を教えようとしているか、です。

めまいになって、まっすぐ歩けないのと体力がないのとで、わたしの歩く速度はおじいちゃん(またはおばあちゃん)くらいに遅くなりました。ゆっっっくりにしか動けません。少し動いては座ります、休みます。走れないし、急げないので、時間に余裕を持って出ないと行けません。すぐに頭が酸欠になるので、限られた用事しかできず、いくつかの予定はキャンセルになったり、自宅近くまで出向いてもらったり。

「これだ」と思いました。

今までのわたしは体力が全然ないのに、なぜか大変せわしなく急ぐ人間でした。長身のわりに痩せ気味で筋肉があまりつかないタイプで体力がないし、基本的には怠け者なのですが、キラッと閃くと風のように「ひゅん!」と飛び出します。自分の体力と動ける量のバランスを見るのが下手なのかもしれません、それでも20歳くらいの頃よりは上手になりましたが、よく予定が込み入ってくる(体力ある人からするとなんでもない量)と疲れで参っていました。

時間と行動のバランスも下手なので、例えば5分あったら黙って待ってればいいのに「コーヒー淹れよう!」とバタバタコーヒーを淹れたりして、結局「あれ?間に合わない!」となり、走ったり。

気も非常にあっちこっち飛びがち&欲張りなので、出来もしないのにあれもこれも手を出していつも頭がパンパンです。何か行動したら、結果もすぐ知りたい!というようにどこからどう見てもせわしない動きをする人間でした。

めまいになったら、これがほとんどできなくなりました。


②につづく。



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Nova

心とからだ、たましいの学びノート

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