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香るコトバ #01 ライム

カクテルを感じさせるビターで都会的な大人の香り

精油一つひとつにフォーカスして記事を書いていこうと思った時に、絶対ライムから始めようと思いました。
なぜなら、初めて手にした精油がこのライムだったからです。

しかも自分で購入したわけではなく、後輩からのプレゼントでした。
地元の秋田から転職のために上京する、というタイミングだったので、私の中でライム精油は、始まりを表すきっかけの香りなのです。

数年前、仕事量が一気に増えて気持ちに余裕のない日々が続いた時期がありました。そんなとき「最近、文句ばかり言ってない?」と夫からの一言にハッとさせられたことがあります。
「ああ、傲慢な考え方になっているかも・・」と深い反省モードに。

そんな時、ふと手に取ったのがライム精油でした。

「過去を断ち切る香り」といわれるほどシャープな香り。区切りをつけたいときや、集中したいときに役立ちます。

おもしろくて役に立つあたらしいアロマテラピー辞典|木田順子

シャキッと元気な香りと共に、いやな自分にさよなら。モヤモヤから線を引きたい時に嗅いでみると、良い方向へ導いてくれるかもしれません。

キーワードは「目覚め」「清涼感」「遊び心」「可能性」など。

くっきりとした、フレッシュな香りは、夏が近づくにつれ、使いたくなってくる香りでもあります。シナモンと組み合わせると、一気にコーラを再現したかのようなアクティブな印象に。パルマローザとのブレンドは、夏の爽やかな風を感じさせるおすすめのブレンドです。

2021年に行われた生活の木フレグランスコンテストで優秀賞をいただいた「precious time」という作品でもライムを使用しました。
公園のグリーン感、シャボン玉の石鹸ぽさ、楽しげな雰囲気を演出するためなど、この作品には欠かせない核となる香りでした。

https://www.treeoflife.co.jp/library/lifeware_lounge/others/202112018115.html

コーラやモヒートの香りづけには欠かせない存在。
キリッと大人気分で、この夏ライムと共に気持ちをセットしてみませんか。


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