言葉と魂の声にズレがある人。

年の瀬ですね!今年は年始から魔法世界の洗礼を受け・・・映画ファンタビから始まって現実にもそれが起こっていく不思議な1年でした(^^) 上昇気流のように勢いが止まることなく、年越しを迎えそうです。こんなことは初めて・・・汗


今日本屋さんでふと「神様は小学4年生」の続編を見て、赤ちゃんがお母さんの言葉と感情とにズレがあり、戸惑うということを知りました。

これと同じようなことをわたしも日々、感じていて、それが顕著だった例を書いてみようと思います。


まだ学生だった時、とても風変わりで魅力的な男の子を好きになりました。今となれば、その子に「なりたい自分」の憧れを重ねていたのですが、わたしの恋心のことは別として、接し方にとても迷う子でした。

彼は心では「人に愛されたい、優しくされたい」そして「自分も心から優しくしたい」と思いながら、おそらく小さい時に人間関係で繊細な心がとても傷ついたことがあったのだと思います。それらの自分の愛への望みをストレートに出せない子でした。人に近づいては関係が深くなりそうになるとそんな気はないと逃げるようなところがありました。

わたしは今でもそうですが、常に物事の本質を見ています。

本音と建前がある場合、本音の方しか見えないと言っていいくらい、いつでもなんでもとにかく本質が先にバッと入ってきます。世間で言われてる美醜がよくわからないのもそのせいで、オーラの輝きしか見えてきません。なので例えば芸能人を見ても、どれだけ着飾ってお化粧しても未来がある人(魂の輝きがあり、これからに期待できる人)にしか興味がなかったりします。肉の部分は影程度にしか見えず、骨だけ浮き出て見えるような、そんな感覚です。

(ちょっと横道に逸れますが、迷ってる人は迷ってるオーラ、自信がない人は自信がないオーラ、思い切りのいい人は思い切りのいいオーラ、慎ましかやな人は慎ましかやかなオーラが、物理的な見た目は関係なく、視えます。それは本当に「なんで?あの人不満そうだよね。見ればわかるじゃん」という感じで、空が曇ってきたから雨が降るよねというくらいはっきりとしています。自分の感情が強い時はちょっとそれに左右されることもありますが)


今はトレーニングをして、感覚をオフして人と接することができていますが(とても過ごしやすいです!!)、当時は自分が人よりどれだけ感覚が敏感かわかっていませんでした。まだスピリチュアリズムに目覚める前の話です。


それからも程度の差はあれ、そうした「ズレている人」とはたくさん出会いました。というか、たくさんの人が多かれ少なかれ「ズレて」います。

内なる魂の要求と外側である人格の表現がズレている場合、魂の方がよく見えてしまう人はなかなか苦しいものがあると思いますが、経験上、ここは表の現実世界なので表にしか合わせられません。つまり、人格として表現している方ですね。

魂の方の要求はどうあれ、本人がそう表現しているのですから、表のほうに合わせるしかないのです。苦しいときがありますが。表のルールに合わせるしかないのですね。人は表現したいように自分を表現する自由がありますし、人間のルールとして裏のことを本人の了承なしに表の世界の持ち込んではいけないのです。

魂の方の要求は、でもたまに素直に外側に出ることがあって、そういう時にぴったりの受け答え、接し方ができるはずです。例えばその人がとても落ち込んだ時、とてもうれしかった時にぴったりの気持ちで寄り添ってあげることができるのだと思います。そういう時に人は癒されたり、気づきがあったりするのです。そうした時の手助けができると思います。


・・とは言ってもズレがある人と接するのはなかなか疲れるものなので、今は友人なんかはあまりズレのない人と付き合うようにしています。すっきりと進められますから。ズレている人と付き合うとなんかぐちゃっとべちゃっとした感じがいつもまとわりついているような感覚かな・・。人の仕組みがわかるのは結構疲れることなので、今はわかってしまっても出来るだけ気にしないようにしています。



***ズレがあるとはどういうことかというと、〈そのいのちの本質である魂〉の声が聞こえていないで、〈思考する頭〉や〈揺れ動く心〉までしかつかめていないということ。要は素直に感じられていなかったり、自分のことをよく視られていない、自分をよく識ることが出来ていない状態を指します。

この「ズレ」を誤差を減らしていく作業が人生の本質なので、「ズレ」があったほうが楽しいのですが、あんまりいつまでも大きい「ズレ」のままでいると自分が苦しくなって、病気になったりしますので、なるべく減らしていくようにしたいものです。

内観は慣れると楽しいし、どんどん仕組みがわかっていくので、本当におすすめです(^^)

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