日本 対 クロアチア サッカーくじW杯データ予想


・欧州予選からここまでのクロアチアの失点は13試合で5点。

 内訳は0が九回、1が三回、2が一回。総じて守備が固いチームなんでしょう。ただ、だからといって攻撃力はおろそかになってるのかと思いきやそうでもありません。適当に数えてみたところ、計25点くらい取っていました。一試合平均2点ってところ。
「じゃあ2-0でクロアチア勝ちに賭けるのが熱いのでは?」と考えた単細胞のあなたにはイエローカードです。ぼくが持ってるイエローカードをあげましょう。クロアチア代表の試合において2-0のスコアを刻んだのは2018年のワールドカップにまでさかのぼります。欧州予選どころか、ネーションリーグってやつを含めても、です。
 ギャンブルにおいては定石という地点がもっとも浅はかなのだ、と利根川も言っていました。2-0は消し。

・イバン選手はめちゃくちゃ得点を決めてくるし、アシストもできる。

 この選手は得点力と補助がすごいらしく、過去のW杯や欧州選手権を紐解くと「なんでわろとるんや?」でおなじみ、クリロナに匹敵する数字を叩き出しているそうです。しかし、サッカーはひとりぼっちでするものではない。11人です。テレビゲーム「ウイニングイレブン」のイレブンはこれが由来なのです。
 先日、藤井聡太五冠が竜王戦のタイトル防衛を成し遂げました。その記者会見の質疑応答の際に、なぜかワールドカップの話題を持ち出して「将棋とサッカーの共通点って考えたことあります?」と質問した変な記者がいまして、サッカーどころか運動をしたことがない藤井聡太五冠は長考しながらも「サッカーは11人、将棋の駒は20枚。(限られた数で)いかに効率をあげるかという…そういう考え方は似てるかもしれません」と答えていました。似てるわけないだろ。
 要するに得点力がすごいイバンはひとりぼっちですが、ほかにもイバン廉価版が10人いると考え、クロアチアは1点では止まらない、王手飛車取りを決めてくるとみました。

・クロアチアの監督は優秀らしい。

 代表監督に就任して即優勝、今大会もここまで勝ち進め、しかも勇退するつもりらしい。ふつうならベスト16に進んだところで「やっぱり監督辞める話はなしや!なしなし!」となるでしょう。自ら退路を断つ潔さ。森保よ、はたしておまえにはあるのかな?
 中日も落合が監督を辞めることが発表されると選手たちが一致団結し優勝を果たしたことがありました。あとはまぁクロアチアの監督のほうが名将感がある顔をしています。けっきょく最後は顔つきです。無表情の顔でベンチ奥からグラウンドを見つめていた落合も優秀な監督でしたし、タッチのたっちゃんも「男は顔だよ」と須見工の大熊をバカにしてたらホームランを打たれ、あげくには新田にも打たれてバカ呼ばわりされる始末。顔で判断してはいけないという好例。




 引き分けか、クロアチアの余裕勝ち。「クロアチアはスペインではなく日本が相手で喜んでいる」という舌禍記事を読みましたので、近鉄加藤というデータもありますし、日本の健闘に期待して引き分けも入れました。

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