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#048 企業が伸び続けるために取り入れたい『ファンベース』思考。【プランナーの本棚】

ファンベース -支持され、愛され、長く売れ続けるために』佐藤尚之(著)
を読みました。

ファンベースとは、ファンを大切にし、ファンをベースにして(ベースには、土台、支持母体などの意味がある)、中長期的に売上や価値を上げていく考え方
そして、この本ファンの定義は
企業やブランド、商品が大切にしている『価値』を支持している人
である。


巷で話題になっている『ファンベース』とはどんなものか。

感想をまとめようと思ったのですが、手を抜いてwみなさんのまとめをご紹介してみよう。わかりやすく概要がまとめてあるので、本を買う前に内容が知りたいというかたは、インタビュー記事を読むことをオススメする。


個人的にとても好きな箇所と事例。

全体の感想を取り上げて書くと膨大なレポートになってしまうので、個人的にむちゃくちゃ好きな事例をご紹介したいと思う。

SNSという接点は、毎日の「愛着」をもってもらうために超重要
生活者との距離感を理解し、自分のオーガニックな言葉を駆使して愛着を積み重ねることができる優秀なSNS担当者は、(他者にヘッドハンティングされる前に)きちんと厚遇して、彼らのモチベーションを上げていくべきである。

本の中で、中の人が認められることが書いてあり、とても勇気づけられる。

中の人の改善として、とてもわかりやすいのが某漫画配信アプリの事例である。もちろん本の中では、アプリの名称も記載してあるのでぜひ読んでみてほしい。数値化でもきちんと現れており、上司や社内に報告しても理解してもらえるとてもすばらしい事例だ。こちらの話は、ラボ内でもっと詳しく内容を聞いたことがあるので、余計に感情を揺さぶられたのかもしれないですが。。。

宣伝や広報部門においての中の人の仕事は、数値化されないこともあってなかなか評価されない。企業側の上層部とかはたいてい「それで売上があがるの??」「費用対効果ってあるの??」と、意見してくる。運営している側からだと、わかってないな!?の感想しかでないのだが。。。そんなわからずやの上司や上層部に説明するため、説得するためにこの本を使うといいかと思う。


うれしい記念と裏体験について。

さとなおラボとして、本ができる前からフィードバック隊として、原稿を読む体験もしました。元原稿がどんなだったかはすっかり忘れておりますが、初稿からかなりバージョンアップされています。

ラボ仲間たちといっしょに、名前を掲載していただいています。とってもうれしい記念です。


一週間で重版かかった今話題のビジネス書。

プランニングするひと、また企業の宣伝、マーケティング、広報、販促企画、販売するひともいろんな気づきが得られると思います。

いつか読もうとおもっているそこのあなた。
今でしょ!!
これからますます情報過多となり広告はもっと伝わりにくくなります。また、人口減少となるので、売上をあげたいなら、これからも企業を進化させたい、進化していきたいなら今すぐに読むことをオススメします。

プランナー、コピーライター。生活者に寄り添い、ファンをベースとしたプランニング、広報支援致します。2017年加西市制50周年キャッチコピーに選ばれました。「ともに創り、ともに育む。」さとなおオープンラボ関西二期生。広告・カフェ・北欧・紙モノ♡地域遊びとローカルメディアも挑戦中!