「ひらあやまり」でウルっときた。#026
「水曜どうでしょう」のカメラマン、嬉野さんのエッセイ本「ひらあやまり」読了!
本を知ったきっかけはシャープさんのツイッターです。その前にコチラの対談をずっと読んでました。
そして前回書いたようにドラマ「チャンネルをそのまま」を全話一気見しちゃったら、早く「ひらあやまり」を読みたくって読みたくって仕方がなくなったというw。
嬉野さんの珈琲というのは、時々シャープさんのツイッターで出てきていたので知っていたのだけど、会社での非公認カフェだというのはこのエッセイを読んで知りました。はじまりは会社内に居場所をつくるって発想だったんですね。今はネットショップもある。
さてさてエッセイなんですが、すっと肩の力が抜ける感じがした。わたしの周りは見渡すともう優秀なひとばっかりがいます。例えば投稿を眺めてみても、わたしは何も成し遂げていないことが歴然と表れています。ほんとうに年齢に比べて劣等感しかない。
でも嬉野さんの捉え方とかで少し救われた感じ。
環境に流されていてもいいんじゃないか。都度出会ったことに、運命を委ねてしまってもいいんじゃないか。あと必然的にわたしの会社人でないところは強みにもなるんじゃないかとか(本音はやっぱり会社員は羨ましいですけど)。
取締役の実家の酪農の話でいきものと生きるってことを会社との人間関係に置き換えた話もグッと来たし、鯉とカメの話も見方を変えると違う発見があるんだなとか。何より縁や出会いは偶然でタイミングだけれど、周りに生かされてる感じをひしひしと実感することに。自分の人生に照らしあわせていたら、なんだかウルっとしながら読み進めてました。
素直にがんばろう、今いる場所で挑戦していこうって前向きな気持ちになりました。
最後にシャープさんの解説がついているのですが、これがまた名文すぎて震えます。なんでこんな素敵な文章がかけるのでしょう。「ひらあやまり」のエッセイもですが、この周りのひとたちはみんな文章うますぎやしませんか。言葉を紡ぐのがうますぎる。ほんと教えて欲しい。
とにかく稚拙な感想しかかけてないけれど、素敵なエッセイを読んでほっこりしました。
プランナー、コピーライター。生活者に寄り添い、ファンをベースとしたプランニング、広報支援致します。2017年加西市制50周年キャッチコピーに選ばれました。「ともに創り、ともに育む。」さとなおオープンラボ関西二期生。広告・カフェ・北欧・紙モノ♡地域遊びとローカルメディアも挑戦中!