田村薫

父の会社を継いだ二代目社長。 同じ境遇の人たちが身体を壊し親の会社を辞める事例を見た。…

田村薫

父の会社を継いだ二代目社長。 同じ境遇の人たちが身体を壊し親の会社を辞める事例を見た。 原因は親子の確執。原因を解明し、二代目専用コミュニティを通じて、中小企業の二代目が活躍できる状態を目指して活動中。 著書『親の会社を継ぐ技術』https://amzn.to/2JzrqcT

マガジン

  • 2790名のお客様と関わった保険屋さんと考える人生の楽しみ方

    大阪で保険の仕事をし始めて30年。 この仕事、日頃はあまり周囲に見せないお客様の本心が露呈することがあります。 事故を起こした方というのは、日頃見せない本性を見せてくれます。 親子二代の暮らしぶりから、奇妙な共通点を感じることもあります。 一般的に見る成功者がどんな風に息を引き取るのか。 そんな人々の行動から、私たちが幸せに生きるヒントを考えてみたいと思います。

  • 読書記録 ~はじめの一行をピックアップ~

    様々な本の読書記録と、本の「はじめの一行」をピックアップ。

  • 物書き系お気に入り記事

    文章を書くにあたって、参考になりそうな視点だな、と思う記事をクリップ

  • 脱・人生の居眠り運転

  • 二代目社長のひとりごと

最近の記事

  • 固定された記事

中小企業の後継者が「会社を辞めたい」という気持ちから逃れる方法

「なぜ、自分はこんな境遇に生まれてしまったのか?」 そうやって肩を落とす人を多く見てきた。 中小企業の二代目、三代目・・・ つまり、親を経営者に持つ子供という立場の人間だ。 周囲の人は、きっと彼らをうらやむだろう。 ・親もとで働くなんて、楽できるんだろうなぁ ・将来の社長か、いいなぁ ・きっとたくさん給料もらえるんだろうなぁ ・悩みなんて何にもないんだろうなぁ 当事者からすると、とんでもない話だ。 僕らは入社のころから重い何かを背負っている。 それは自分の将来だけではな

有料
350
    • 人間関係の終活

      人の幸せには、人間関係が結構大事だといわれます。 とくに、シニア世代、それも男性は、結構切実じゃないかと思います。 追いかけてくるお客様一度訪問すれば最低1時間? 私、保険の仕事を始めて33年目。 長いお客様との付き合いは、33年になるわけです。 あるお客様は、出会ったときすでにおじいちゃんで、今や90歳。 彼も、60歳代の頃は個人事業主として、まだビジネスもそこそこやってらっしゃいました。しかし、徐々にそれを閉じていくフェーズに入ったのが70歳代。 今でも細々とは仕

      • チームX(エックス) ── ストーリーで学ぶ1年で業績を13倍にしたチームのつくり方

        ※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です はじめの一行プロローグ 私たちの身に起きていたこと  まえがきでは、著者の華々しい注目度が語られる一方、会社では不穏な空気が漂っていた。そんなストーリーから始まる本書。ビジネス書なのにドラマチックです。 本書の内容チームのトランスフォーメーション  本書のタイトルの「X」というのは、よくいう「DX(デジタル・トランスフォーメーション)」のXだといいます。つまり、チームを変容させるという事がテーマ。  

        • さみしい夜にはペンを持て

          ※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です はじめの一行プロローグ  本書は物語になっています。まるで絵本のような物語。はじめの一行は、タコのタコジローによる一人語りから。もしかしたら、吾輩は猫である、のイメージを踏襲したのでしょうか。まずはタコジローのキャラクターから浮き彫りにしていくはじめの一行ですね。 本書の内容タコジローとヤドカリのオジサン  本書の物語は、いじめられっ子のタコジローと、ヤドカリのオジサンとのやり取りで構成されます。タコ

        • 固定された記事

        中小企業の後継者が「会社を辞めたい」という気持ちから逃…

        マガジン

        • 2790名のお客様と関わった保険屋さんと考える人生の楽しみ方
          27本
        • 読書記録 ~はじめの一行をピックアップ~
          907本
        • 物書き系お気に入り記事
          3本
        • 脱・人生の居眠り運転
          6本
        • 二代目社長のひとりごと
          4本
        • 心理学・脳科学の実験や知見をご紹介
          273本

        記事

          ビジネスシーンを生き抜くための仏教思考

          ※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です はじめの一行はじめに  本書の「はじめに」は、シンプルに本書の成り立ちの説明から入っていますね。実は、著者となっている松波 龍源氏は実験的なお寺を運営している僧侶のようです。  内容を読ませていただく限り、単に世襲などでなった僧侶というわけではなく、かなり深く学びを求めあるいた方のご様子。チベット行ったり、神道の専門家に師事したり、本当に深い。  そんな方が、ポッドキャストで語られてた内容という事なので、

          ビジネスシーンを生き抜くための仏教思考

          仕事と占いと2024年の自分

          少し前に、お客様のうち、成功している人は何かしら占いめいたものを信じている、というお話をしたことがありました。 そんな成功者の姿を見習って、私も自分なりに気にしている部分があります。一つは、算命学。これは、専門家と顧問契約を結んで、一時期、色々とアドバイスをもらってた時期がありました。その名残もあって、今も緩い感じで相談させてもらうことがあります。 算命学で言うと、私はこの2024年~2025年は天中殺。 あんまり積極的、前のめりな活動は控え、引っ越しや大きなことを始める

          仕事と占いと2024年の自分

          会社で組織をつくるのは何のため?

           私は小さな会社を親から引き継いだ後継者。一応、経営者という体で仕事をしています。  さて、ビジネスの世界では一人でやってるフリーランサーみたいな人って、会社の社長という立場の人と比べるとちょっと下に見られがちな気がします。まあ確かに事業の継続性を考えると、従業員を雇って仕組み化したほうが安定しそうです。そして、事業の規模も大きくできるので効率も上がりそう。  けど一方で、社員とリーダーの関係って本当に難しい。よくあるのはリーダーが変わると社員が一斉退職する、なんて話も当たり

          会社で組織をつくるのは何のため?

          1万人の才能を引き出してきた脳科学者が教える 「やりたいこと」の見つけ方

          ※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です はじめの一行はじめに  自分らしさって何なんでしょうか。日ごろはそんなことを感じることはあまりないと思います。けど、ふとした時に感じる空虚感というのを経験した人は少なからずいるのではないでしょうか。そんな人の心をノックするかのようなまえがきですね。 本書の内容「夢」として語られる「手段」  この数年、「やりたいことを見つける」とか「才能を見つける」といった本がとても増えています。それらの多くは、質問を

          1万人の才能を引き出してきた脳科学者が教える 「やりたいこと」の見つけ方

          ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために(ドリー・クラーク)

          ※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です はじめの一行はじめに  スリリングな出だしですね。ストーリーに引き込んでいく初めにです。この物語の中で、「私」は忙しく働くものの、その人生に疑問を持ち始めます。そして、物事を「長期」で考える必要性を見出します。  何かを始めたとき手に入る報酬は、徐々に増えるのではない、といいます。ある瞬間に一気に増える。そこまで我慢できるかがキモなのかもしれませんね。本書ではそれを、戦略的忍耐と呼んでいます。 本書の内

          ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために(ドリー・クラーク)

          神は取引するのか? 非二元論と引き寄せの法則の狭間で結論のない話を長々と書いてみた

          小学校の時は、ノストラダムスの大予言で眠れぬ夜を過ごした。 起きたら、違う世界になってないか?と毎朝期待をする日々。 しかし現実は、日常が繰り返されることにがっかりしていたちょっと変わった子供。(学校に行くのが嫌だっただけ、という説アリ) そして、死後の世界はどうなっているんだろう?と自分なりにいろいろ夢想する。 そんなオカルト少年だった私も、現在55歳。 たぶん、現実離れした世界に憧れたのは、現実世界での生きづらさを感じていたからだと思う。その想いは、青年期からますます

          神は取引するのか? 非二元論と引き寄せの法則の狭間で結論のない話を長々と書いてみた

          仕事の辞め方(鈴木おさむ)

          ※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です はじめの一行はじめに 告白調のはじめの一行は、やっぱりインパクトがありますね。 グイグイ気持ちが引き寄せされます。 そんな事実をもとに、著者が何を考え、何をしたのか、先が知りたくなってくるはじめにです。 本書の内容辞める理由  本書の第一章は、著者が今の仕事を辞めるに至った背景が説明されています。その中でのけっこう強力なワードが「ソフト老害」。著者は40歳のころそんなことを感じていたそうです。  もち

          仕事の辞め方(鈴木おさむ)

          なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学

          ※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です はじめの一行はじめに 人は明るくしていると、物事がよくなるといいます。 こんな時代であっても、笑顔を作ることから始めてみませんか。 そんな話につながるはじめにです。 本書の内容明るい人の人生はなぜ上手くいくのか  本書は全体ととおして、「明るく(というより笑顔で)日々過ごすことで、幸せになりやすいですよ」という事を説いている一冊。ここらの話を、心理学的な考察あり―の、著者の体験やクライアントのエピソー

          なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学

          嫌なこと全部やめたらすごかった

          ※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です はじめの一行はじめに  圧倒的に優秀というわけでもないけど、ダメダメでもない。そんな自分評から入って、この後、自分はすごいことになっちゃった、というセールスレター的展開に至るまえがき。  月に8日だけ働いて、年収はかつての10倍。理想の男性と結婚して今もラブラブ。圧倒的な変化の元になったのは、単なる考え方を変えただけ、と言います。  読み始めた私は、なんとキラキラ起業女子、とか思ったけど、実は中身はか

          嫌なこと全部やめたらすごかった

          LIFE POSITION

          ※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です はじめの一行はじめに 読者の方が悩んでいそうなことを列挙するまえがきですね。 そして、それらを解決する意外な方法がこの本には書かれています、という展開。 定番と言えば定番ですが、強力ですね。 ブックライターさんが書いている場合、このパターンが鉄板な気がします。 本書の内容「役割」を見つけよう! 一般的には、人生の力強さを意識するために大事なのは、使命とか言います。 けどそんな難しいことを言われてもち

          LIFE POSITION

          美術の経済 “名画"を生み出すお金の話

          ※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です はじめの一行はじめに―――美術は経済無しで語れない まずは、絵にまつわるショッキングな話から。 そんな感じの始まりですね。 美術品と言えば高いというイメージがあります。 本書の内容美術品はどうやって売る 本書は、自分が描いた絵を売るとしたら?という問いを持って読むと面白いんじゃないかと思います。 絵がその価値を認められるまでどんなことが起こっているのか。 あるいは美術の世界の裏事情なんてものが書かれて

          美術の経済 “名画"を生み出すお金の話

          欲望の見つけ方: お金・恋愛・キャリア

          ※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です はじめの一行読者の皆さんへ 欲しいものは誰しもあります。 じゃあそのほしいという気持ちはどこからやってくるのか。 そういったことを探求する本ですよ、ということをまずは宣言しています。 まずは目的をはっきりさせる。 そんなまえがきのように感じます。 本書の内容欲望はどこからやってくるのか? 何かを欲しいと思う時、その思いというのはどこからやってくるのでしょうか。 無意識の世界からのメッセージかも知れな

          欲望の見つけ方: お金・恋愛・キャリア