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「壁」を打ち破る、シンプルな方法

一言でいうと

思い込みは人の能力を制限する

活用シーン

自己啓発、能力開発、スポーツ

内容

1954年の記録
これまで1マイル(約1.6km)を4分以下で走ることは不可能だと考えられていた。

しかし、ロジャー・バニスターというイギリスの陸上選手が、史上初めて1マイルを4分以下で走った。
翌年、1マイル4分以下の記録が26回も出たという。
その理由は、「バニスターが壁を破ったため、他の選手が、自分にもその速度で走ることは可能だと考えるようになった」からだという。

『自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング』アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ

もうすぐオリンピック。
スポーツの世界では「〇秒の壁」、「〇分の壁」というのはよく耳にします。しかし面白いことに、誰かがひとたびその壁を破ると、次々と別の選手も壁を破り始める。そして次第に、かつての「壁」は、その教義の中の単なる通過地点でしかなくなっていきます。

ご紹介した、バニスターがなぜ1マイル4分以下の記録を出せたかというと、「それが当たり前のことのように、イメージした」からなのだそうです。つまり、イメージトレーニングのたまものだ、と。

今まで、バニスターだけでなく、世界中の人が「不可能」と思っていたことを、イメージの中で可能にし、そのイメージがあたかも現実であるかのような臨場感を伴ったとき、リアル世界でもバニスターは壁を破ることができたのだそうです。


これはスポーツの世界だけではないと思います。ビジネスであったり、そのほかの趣味の世界であったり。楽器の速弾きなんかもだんだんと速さを増してきているような気もします。


さて、次はあなたの番だとしたら、どんな常識の壁を打ち破りますか?


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