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このテストが200点以下なら病気になる確率は10%以下

一言でいうと

ストレスと病気の関連性を知らべ、1年のストレスの合計値と病気になる確率を明らかにした

活用シーン

メンタルヘルス、健康

内容

精神科医トーマス・ホームズとリチャード・レイによる研究
「人生で起こりうる44の出来事」リストを作り、それを過去二年以内に経験したかどうかを五千人以上の患者に尋ねた。そこから、ストレスから病気になるきっけん性がどれくらいあるかを採点できる仕組みを作った。

【出来事】
・配偶者やパートナが死亡した……100点
・死の脅威にさらされた……100点
・離婚した……73点
・別居した……65点
・拘留された・刑務所に入った……63点
・近親者が死亡した……63点
・ケガや病気をした……53点
・結婚した……50点
・解雇された……47点
・夫婦間での和解調停があった……45点
・退職した……45点
・家族の健康状態に変化があった……44点
・妊娠した……40点
・性的障害が生じた……39点
・家族が増えた……39点
・勤務先の組織再編成があった……39点
・経済状況に変化があった……38点
・親しい友人が死亡した……37点
・業種や職種が変更になった……36点
・夫婦間での言い争いが増えた・減った……36点
・大きな住宅ローンや借金を抱えた(国内平均額より大きい額)……31点
・担保物や抵当物件が流れた……30点
・仕事上の責任が変化した……29点
・息子・娘が家を出た……29点
・親戚とのトラブルがあった……29点
・個人的に大きなことを達成した……28点
・配偶者が仕事を始めた・やめた……26点
・学校に行き始めた・終えた……26点
・30点生活状態が変化した……25点
・個人的な習慣を改めた……24点
・上司とのトラブルがあった……23点
・勤務時間、条件が変更になった……20点
・住居が変わった……20点
・学校が変わった……20点
・余暇の過ごし方が変わった……19点
・教会での活動が変わった……19点
・社会活動が変わった……18点
・住宅ローンや借金が国内平均額に近くなった……17点
・睡眠の習慣が変わった……16点
・親族が集まる回数が変わった……15点
・食習慣が変わった……15点
・休暇をとった……13点
・クリスマス行事をした……12点
・些細な違法行為をした……11点

合計点を出して以下の数字と比べてみてください。
【近い将来あなたが病気になる確率】
・11~150点 低い~中くらい
・150~299点 中ぐらい~高い
・300~600点 近い将来に病気になる確率が高い~とても高い

具体的には、1年のストレス合計が300点以上となると、その後1年以内に50%の確率で病気になるという。200点以下だと、その確率は10%以下だという。

『自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング』
アラン・ピーズ (著), バーバラ・ピーズ (著),


私的には、66点くらいかなーという感じでした。

この中には「うれしい変化」もあるのですが、心理学的には嬉しいものも、ツラいものも、変化はストレスという形でとらえられることが多いようです。身体に悪影響を及ぼす度合いは低いものの、何かしらのストレスとしては蓄積されるということです。

さて、こういった外部環境の変化は、なかなかコントロールできないもんでいです。そこで、ストレスレベルが300点を越えたらどうすればいいのでしょうか。病気のリスクに震える?
いえいて、そんなことは必要ありません。

笑えばいいのです。笑い療法の創始者ノーマン・カズンズは「強直性脊椎炎」という難病にかかり、ほとんど全身が動かなくなったと言います。余命あと数か月となった時彼は、ホテルにこもってあることをしました。

面白いビデオを一日中見まくり、大笑いをしたそうです。
結果、身体の痛みを感じずに眠ることができ、6か月後病気は完治したと言います。

この記事でも笑いのパワーをお伝えしました。

どうやら「笑い」というのは、とんでもないパワーを持っているのかもしれません。ストレスに苦しむ人は、とにかく10分間大笑いをする。そんなことを試してみてはいかがでしょうか。


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