見出し画像

帰属のシグナルの効果

一言でいうと

思いやりの言葉があると、その人を信用しやすい。

活用シーン

セールス、組織マネジメント、頼みごと、友人関係、恋愛

内容

ハーバード・ビジネス・スクール、アリソン・ウッド・ブルックスによる実験。

「自分の携帯電話を知らない他人に渡すか?」という実験。
これは2つのシナリオと一つの質問で構成されている。
シナリオ1
あなたは雨の日に駅のホームに立っている。そこに知らない人が近づいてきて、「あなたの携帯をお借りしてもいいですか」と礼儀正しく尋ねる。

シナリオ2
あなたは雨の日に駅のホームに立っている。そこに知らない人が近づいてきて、「雨で大変ですね。ところで、あなたの形態をお借りしてもいいですか」と礼儀正しく尋ねる。

質問
あなたはどちらの知らない人に、自分の携帯電話を貸したいと思うか?

結果は、シナリオ2が頼みごとに応じる確率が、422%アップしたという。

『THE CULTURE CODE最強チームを作る方法』ダニエル・コイル

これを読む限りちょっと雑な実験な気が・・・。
シナリオ1と2の違いは、「雨で大変ですね」という言葉があるかないか。こういったちょっとした気遣いが、普通ならOKしそうにない願いを受け入れる要素になる事があるとういう。

こういった言葉で「つながり」を相手に意識させることで、人は心を赦す確率が高まるようです。


頂いたサポートは、日本の二代目経営者のこれからの活躍を支援するために使わせていただきます。