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女性にモテたければ低い声で話せ

一言でいうと

男性の低い声は、セクシーと見做されている男性の特徴と結びつけられている傾向がある。

活用シーン

人間関係、ノンバーバルコミュニケーション

内容

姿が見えず声だけが聞こえる男性を女性に評価してもらう。
意見はたいてい一致し、「太い声のほうがより魅力的」と評価する。
さらにその肉体的特徴を推測してもらうと、
低い声は、「背が高く筋肉質で男らしい」という印象を抱きがちだという。

また別の研究では、男性は自分が競争相手に対して優位階層のどこに位置するかを判断し、それに合わせて無意識に声の高さを調節するという。
20代の男性200名を対象とした実験を行った。
男性は隣の部屋にいる魅力的な女性とのランチデートをかけて別の男性と競うよう指示された。女性とはビデオ映像で話ができるが、競う男性と話をするときは声しか聞こえず姿は見えない。

男性は自分の優位点を女性及び、競争相手の男性と話し合うよう指示された。

後の調査において、ライバルの男性より肉体的に優位であると考えたときは、声の高さを下げ、相手が優位であると考えたときには声の高さを上げたという。本人は気づいていないようだったが…。

また女性は、排卵周期の中でも、妊娠可能期間に低い声の男性に惹かれる傾向が最も顕著になったという。

『しらずしらず――あなたの9割を支配する「無意識」を科学する』
レナード・ムロディナウ (著),

ちなみに番外編ですが、妊娠可能期間の女性の声を、男性はよりセクシーに感じるという調査結果もあるようです。

そういえば私の友人に、今目の前にいる女性が生理なのかそうでないかがわかる、という男性がいました。これが、毎日顔を合わせる同僚とかならまだわかりますが、初対面でもわかるんだそうです。
それがたとえば、ニオイとか、ふるまいとか、服装とか、そういったものからわかるのか?ときいても自分でもなぜわかるかわからないと言います。

そういった無意識で、人は相手を評価している。
この声のケースもそうで、実際に「太い男性の声がいい」と女性が自分で意識しているわけではないようで、知らず知らずのうちにそうなってしまっている、と。

まあこういうのは、人間の進化をさかのぼっていくような学問につながっていくのだと思いますが、生殖機能のある相手を判別するというのは子孫を残すにはとても大事な機能です。そういったことをみんな無意識化に今も持っている、という言事なんでしょうね。


ま、なんにしても使えるとすれば、「モテたければ、低く太い声で話せ」ということですね。本書ではモーガン・フリーマンを目指すべきとしていましたが、いかがでしょうか?笑


こんな本書いてます(^^)/

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