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この問題、正解できなくても恥ではありません。

一言でいうと

直感は時として恥ずかしい失敗を招く

活用シーン

答えを出す前に確認を

内容

シェーン・フレデリックとダニエル・カーネマンの研究

まずは皆さんも、以下の質問に”素早く”答えてください。
バットとボールは合わせて1ドル10セントです。
バットはボールより1ドル高いです。
ではボールはいくらでしょう?


ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学、プリンストン大学の学生の50%以上が、間違えた答えを出した。
多くの人は自信過剰に陥っている。

(この問題の答えは、下のほうに書いておきます)

『ファスト&スロー(上) あなたの意思はどのように決まるか? 』
ダニエル・カーネマン (著)

皆さんはこの問題、どんな答えを出したでしょうか?
あ、じっくり考えちゃ、ダメですよ。
この問題はちょっとしたひっかけ問題で、素早くこたえようとすると間違えがちで、ゆっくり時間をかけて解けば間違うはずがない問題です。

では、答えは10セント…
と答えた人は、ブーです。
しかし、恥ずかしがる必要はありません。
名だたる大学の学生は、半分以上が間違っています。

正解は5セントです。

ボールが10セントで、
バットがそれより1ドル高いなら、バットは1ドル10セント。
全部合わせたら、1ドル20セントになっちゃうじゃないですか。
たぶんじっくり考えればわかる話です。

しかし、直感で答えると、ついつい10セントと言ってしまう。
そしてそのことに疑問を持たないんですね。


この実験で、研究者は「即座に答えを出す脳(システム1)は、割とおっちょこちょいなところがある」ということを証明しました。そして、人は、割と合理的でない決断をけっこうやらかしがち、という話につながっていくんだと思います。


ここで疑問が出てきます。じつは、マルコム・グラッドウェル『第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい』では、タイトル通り最初のなんとなくが正しい、と言っています。
本書は本書で、しっかりとした検証が行われた論文をもとに書かれた一冊です。

たぶん、この手の問題でははじめの印象が正しいことが多く、この手の問題は熟考したほうが正しい答えが正しいことが多い、といった法則めいたものがあるのかもしれません。

そのあたりの矛盾は、解消できた時点でまた奇異にしていきたいと思います。もし、参考になる情報があれば、ぜひ教えてください<m(__)m>



私はこんな本を書いてる人です。


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田村薫

父の会社を継いだ二代目社長。 同じ境遇の人たちが身体を壊し親の会社を辞める事例を見た。 原因は親子の確執。原因を解明し、二代目専用コミュニティを通じて、中小企業の二代目が活躍できる状態を目指して活動中。 著書『親の会社を継ぐ技術』https://amzn.to/2JzrqcT

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