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五感をフル活用すると学習効率は劇的に上がる

一言でいうと

学習プロセルの中で、能動的な行動が重要なことを証明した

活用シーン

自己啓発、学習

内容

子猫とバスケットの実験
1963年、ブランダイス大学のリチャード・ヘルドとアラン・ハインによるもの。
①10匹の子猫を生まれた瞬間から暗闇で育てる。
②数週間後1度に二匹ずつ外に出し3時間だけ光を当てる。二匹は回転木馬のような装置につながれる。
A:一匹は自分の足で歩く
B:一匹はかごに入れられているがAのおかげで周りの景色が移り変わる

双方同じ景色を見、同じ空間を体感しているのに、Aは空間認識能力を獲得したにもかかわらず、Bは盲目のようだった。

※実験後解放された子猫は、いずれも48時間以内に普通の活動ができるようになった。

『脳は「ものの味方」で進化する』ボー・ロット

じつは先日、まったく違う実験で「文字だけで学ぶより、イメージ(画像や動画)を活用したほうが記憶に残りやすい」ということを証明したものを目にしました。

さらに身体を動かして、能動的に体験することが学習効果を劇的に上げることが分かったのがこの実験。
そういえば、海外の写真や旅行記を見てその土地にいったつもりになれる、なんていう考え方もありますが、実際に行ったときに感じるニオイや空気、人が発する言葉など、取り巻く環境というのはけっこう脳に大きな影響を及ぼすのでしょう。

また、人に何かを教えるとき、単に説明するよりもやってもらうというのは結構大事なのかもしれません。セミナーを作るときもそうですね。単に何かを伝えるというより、その場で何かを体感していただくというのはかなり大事だと思います。



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