見出し画像

怒ったそぶりは、怒りに油を注ぐ

一言でいうと

怒りは発散させると余計に強くなる

活用シーン

自己啓発、組織マネジメント、人間関係

内容

オハイオ大学 ブラッド・ブッシュマンによる実験。
被験者を怒らせ、その怒りを三通りの表現をしてもらった。

A:感情をあらわにする
怒りの対象の写真を思い描きながらサンドバッグを殴ってもらう
B:気を紛らわせる
身体を鍛えてるイメージを描きながらサンドバッグを殴ってもらう
C:静かに過ごしてもらう
2分間、静かに座ったままでいてもらう。

結果は、Cは落ち着いたのに対し、Aがもっとも怒りに対して長い間執着していた。

『図解モチベーション大百科』池田貴将

腹が立つことがあると、それを解消するためにスポーツをするとか、やけ食いするとか、ああ、あとは飲みに行く人なんかもいるかもしれません。これ、実は逆効果。怒りを表現することで、自分の感情を負のスパイラルに追い込んでいるんじゃないかと思います。

夫婦や恋人同士のげんかでありがちなのは、怒りを表現することでパートナーを振り向かせようとしているうちに、本当に激怒しちゃってとんでもない暴言を吐いたりするケース。

そういう時は、座禅までは組まなくとも、心静かに座っておくのが一番。シリコンバレーの企業では、瞑想が推奨されているようですが日本こそそういった習慣が定着すべきかもしれません。
電車が遅れて駅員さんの胸倉つかんでるおじさん、そうやって怒りに油を注いじゃいけませんよ。

こんな心理実験集めたマガジンです。
よかったらフォローしていただけると嬉しいです。



頂いたサポートは、日本の二代目経営者のこれからの活躍を支援するために使わせていただきます。