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一人で考えるくらいなら、痛いほうがいい!?

一言でいうと

一人で考えるということは、痛みを受けるよりつらい事だった

活用シーン

行動、モチベーション、考える

内容

バージニア大学のティモシー・ウィルソンとシャーロッツ・ビルによる研究

被験者:17~77歳のボランティア200名

①6~15分の間何もない部屋で一人で座らせたのち、しばらくの間「思いにふける」のはどんな感じだったかを報告させた。
【結果】
57%あまりの被験者は、その環境になじめず集中して考えることができなかったと答えた。89%はとりとめのないことを考えていたと答えた。また約半数は、それが不快な体験だったと答えたそうだ。

②大学生グループには「思考する時間」についての課題を自宅で実行させた。
【結果】
学生の32%が課題の時間中にじっと座っていられず、立ち上がったり、音楽を聴いたり、携帯電話を見たりなどの「不正行為」をしたと答えた。

③成人グループにも同様、自宅でじっと座って思考する時間を過ごすよう命じた
【結果】
大学生よりも多い54%が規則を守らなかった

④被験者らに比較的軽度の電気ショックを受けさせた。電気ショックを体験させた後、各被験者を部屋に入れ、15分間の思考時間を与えひとりで過ごさせた。その際に、希望する場合は、さきほどの電気ショックを使うことも可能であると告げた。(つまり、退屈しのぎに電気ショックを受けられるようにした)
【結果】
ひとりで思慮している間に少なくとも1回のショックを自分に与えた男性被験者は18人中12人で、全体の66%に上った

男性被験者が自分にショックを与える回数は、大半が1回から4回だったが、190回という「桁外れ」の回数を行った者も1人いたそうだ。

女性被験者の場合だと、自分にショックを与えた女性被験者は24人中6人全体の25%で、回数はそれぞれ1回から9回の間だった。

自分にショックを与えた被験者らは皆、実験前には金を払ってでもこの電気ショックはごめんだと言っていた人たちだった。


何もない場所で1人で思慮にふけるくらいなら、電気ショックを与えられる方がまし。特に男性(米研究)WEBサイト

『EA ハーバード流こころのマネジメント――予測不能の人生を思い通りに生きる方法』スーザン・デイビッド

人って考えること、本当に苦手だと思います。
特に、自分と向き合うの、苦手な人が多いと思います。

なぜそう思うかというと、そういった自分と向き合う必要のあるセミナーに参加するとそういう時に決まって眠くなる人がいます。こういう人たちは、無意識が自分と向き合うことを拒否してるんですね。

それぐらい考えるというのは大変なこと。だから人は、そこから逃れるために何をするかというと、
①いつものパターンで行動する
②誰かがやっていることをマネする
という二つに大別されるんじゃないかと思います。

つまり、そこに創造性のかけらもない、ということなんですね。
だから、大事なのは、立ち止まって考えてみる事だと思っています。
それほど大変なことはないから、多くの人はやっていないのですから。


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