30代の頃、数年間今のような「限られた」生活をしていました。部屋と職場、夜は専門学校のほとんど3地点の移動のみ、休日はずっと勉強、息抜きは一人で家事か散歩。住んでいたのはトイレ共同、風呂なし、台所含めて5畳の部屋。勉強机代わりにしていた押し入れの上段のすぐ上は階段で、誰か通るたびにミシミシ音がしました。SNSもまだ始めていなかったから母と電話で話すことがほとんど唯一のプライベートなコミュニケーション…国家試験に受かりたいために自分で選んだ生活スタイルで一切不満はありませんでした。大家さんが親切な方だったことも恵まれていました。ちゃんと結果は出ました。

それに比べたら今は人とのつながりも、文化に触れる時間も、快適な環境もある上での生活で私は十分しあわせです。
その上で、さらに歳も重ねて今、この時間をどう過ごすのか試されているような気持ちです。
今回は何の結果を出すの？どんな未来につなげるの？大切に時間を使いたいと思います。

2020年4月19日