恋愛だと思ってた? 残念、依存でした!

恋愛のはじまりは、依存。なんて言葉を知りました。
まずは、相手への依存感情があって、そこから本気で依存していくか、恋愛にいくかが分かれていくわけですね。

自尊心が低いと、対人依存側に落ちていきやすいです。
振り返ってみれば全部同じパターンだったので、せっかくだからまとめてみました。

さて、前提条件として「自己評価が低い」「自分が嫌い」「自己否定」「承認欲求が強い」などがあります。自分を好きになれない、生きててごめんなさい、ってやつですね。

さっそく登場するのが「依存対象」さん。
「自分嫌い、存在するな」ってところに現れて「そんなことないよ! 君はいい人だよ! 存在してていいんだよ!」って言ってくれる人ですね。
わあ、優しい。神か。

自分を受け入れてもらえる! 自分を好いてもらえる! と期待しちゃいます。優しい・安心する・信頼する・好きかも・良い人、とそれなりに好意的感情を抱きます。依存対象さんは自分を肯定してくれるので、自分の居場所を依存対象さんに求めます。
(自尊心がより低下してる場合は、この過程はありませんでした。「何言ってんだこいつ、かわいそう」と、相手の発言を信じなくなります。恋愛錯覚にもなりません)

「依存対象」さんとコミュニケーションとってる間は幸せです。
自分を肯定されているので、ずっとそこに浸っていたいです。
しかし、相手も人間ですから、仕事やつきあいで、連絡取りたい時にとれない時がやってきます。そうなると一転、心が落ち着かなくなってしまいます。「依存対象」さんがいなくなることで自己肯定できなくなるのですね。
代わりにアルコール・喫煙・自傷・ネット等に依存し始めたりもします。

そのうち見捨てられ不安が発動し、「嫌われたくない」「見捨てられたくない」「見限られたくない」と思うようになったりもします。
実際の言動・思考としては、「負担になってない?」「迷惑になってない?」「連絡してていいのかな?」「ごめんなさいごめんなさいごめ(ry」など。
依存対象さんが「大丈夫だよ」なんて言ったところで、1回じゃ足りません。根気強く言い続けないと信じられません。信じてないわけじゃないんです。それを上回るくらい自己評価低いだけです。

これが続くと、依存対象さんにとってもそこそこのストレスになったりします。ここで依存対象さんが優しくて真摯に受け止めてくれたりするタイプだと、共依存に発展する可能性もあります。

依存対象さんも人間ですから、自分に肯定だけ与えてくれるわけじゃありません。どこかのタイミングで「ちょっと重いかな」「そういうところ好きじゃない」「少し負担かも」なんて、弱音や本音をこぼしてしまったりするかもしれません。ですが、どんなにやんわり言っても無意味です。

「これ以上やったら自分が嫌われる=否定される=居場所を失う」と瞬時に判断します。そのままの自分が嫌われることに耐えきれないので、自ら相手に嫌われようとします。「嫌われる行動をして嫌われるなら、それはしかたない」と自分に納得させようとするのです。

依存対象さんが傷つく発言や、自分を傷つける行為、などなどにより、相手を突き放します。ここで依存対象さんが諦めずに粘り勝ちすれば、また落ち着く未来が待っています。
ここで依存対象さんも、もうつきあってられない! と離れてしまうと、自滅成立です。
肯定してくれる存在を失うことによる不安定と、「相手を傷つけた」という自己嫌悪によって、さらに自尊心は低くなります。

もう1つのパターンとして、「依存対象」さんに自分の居場所を見つける~相手に嫌われるまでの間に、自分が「依存対象」さんから冷める場合があります。

依存すると視野が狭くなりますが、自分は「依存対象」さんのことを相当美化して見ており、過剰な期待を抱いています。「相手は最高、素晴らしい、この人がいないとダメ」状態です。
この時に、何かの発言や行動に興ざめしたり、期待を裏切られたりしてしまうと、一瞬で依存が冷え切ります。自分にとって、相手が「依存対象」ではなりえなくなる瞬間ですね。具体的には「簡単な漢字を読み間違えた」「思っていたより遊び人だった」なんてことでもなります。

過剰な期待が裏切られることで、妄信的な好意もなくなります。しかし、「友人・人間として好き」程度には好意が残っていますから、そこから先では「いいお友達」として関係を続けていくことも可能です。

こんなところでしょうか。まとめると
前提:自分嫌い・自己否定・自己評価低い
対応:優しくされて肯定される
結果:それが失われることを過度に恐れる
理由:(自分ではなく相手に)自己肯定と承認と拠り所を求めるため
となります。

このプロセスに気づくと、ある程度の感情の暴走がセーブできますので、そこから少しずつ調整・改善していくことができるようになります。

解決策としては、「相手のことを考える」
少しでもいいので、これをやってみましょう。
「好意の押し付け」=「愛」ではない、ということですね。
それから、自分の拠り所、自己肯定を相手だけに求めないようにすること。
自分が自分のことをしっかり信じられるようになれば、相手に依存せずにすみます。

お互いに振り回されず、相手のことを信じ、自分も相手も大切にできる。
そんな関係を築いていきたいものです。


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鴉炭

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