続 chatGPTはハノイの塔を解けない 2023/8

これの続編。

問い合わせはGPT-4/3.5共通で次の通り。

ハノイの塔を解いて。 ABCの杭があって、Aに1,3、Bに2の円盤がある状態から。

結論からいえば、GPT-4(2023/8/5現在)なら解けるようだ。

apiにはGPTバージョンが明記されてるが、chat uiはそうではないので、日付を記録するにとどめる。

GPT-4の場合

あなたが説明している状況では、ハノイの塔に3つの円盤があります。それぞれが1, 2, 3という番号で識別され、現在の配置は次のとおりです:

Aには1と3の円盤があります。
Bには2の円盤があります。
Cには円盤がありません。
ハノイの塔のルールは、一度に一つの円盤だけを移動でき、小さい円盤が大きい円盤の下に来るように配置しなければならないというものです。そして、すべての円盤を一つの杭に積み重ねることが目標です。

以下に問題を解く手順を示します:

AからBへ1を移動 (状態: A[3], B[1,2], C[])
AからCへ3を移動 (状態: A[], B[1,2], C[3])
BからAへ1を移動 (状態: A[1], B[2], C[3])
BからCへ2を移動 (状態: A[1], B[], C[2,3])
AからCへ1を移動 (状態: A[], B[], C[1,2,3])
これで、すべての円盤がC杭に小さい順に積み重ねられました。

内容確認も自動で付くようになった。表示がスタック式なのも良い。

GPT-3.5の場合

同じくGPT-3.5(2023/8/5現在)でも試したが、以前と同質のバグが発生して、永遠に解けない。

ハノイの塔は、複数の円盤を別の杭に移動させるパズルです。ルールは以下の通りです:

一度に1枚の円盤のみを移動できる。
より大きな円盤の上に小さな円盤を置くことはできない。
全ての円盤を目的の杭に移動させることが目標。
初期状態:

A杭:[3, 1](上から順に大きな円盤から小さな円盤の順)
B杭:[2]
C杭:[](空)
この状態からハノイの塔を解いて、すべての円盤をC杭に移動させる手順を示します:

手順1:A -> C(小さな円盤1をC杭に移動)

A杭:[3]
B杭:[2]
C杭:[1]

手順2:A -> B(大きな円盤3をB杭に移動)

A杭:[]
B杭:[2, 3]
C杭:[1]
手順3:C -> B(小さな円盤1をB杭に移動)

A杭:[]
B杭:[1, 2, 3]
C杭:[]
手順4:A -> C(中くらいの円盤2をC杭に移動)

A杭:[]
B杭:[1, 2, 3]
C杭:[2]

残念ながら2が増殖してる。以降、手順68までcontinue generateさせてみたが当然解けない。

最初は円盤を降順に表示してたにも関わらず、処理の途中で昇順に積んでしまってる。

依然として、primitiveなデータ型の保持は苦手であることがわかる。

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