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FF14と親孝行。

ここ数年、ご先祖様や祖父たちのところにお墓参りすることがなかったので、久々に父と一緒にいくことになりました。

毎年家族で集まってなんやかんやとやるぐらい
俺の家族は仲がいいのですが、去年は全然会えず。

今回久々に会ったのですが、前よりも白髪が増え老けたように感じました。

そこでだんだんと、確実に歳は重ねてるということがだんだんわかってきて
「全然親孝行できてないし、
 父や母に"ありがとう"をいう前にいなくなってしまったらどうしよう」
と思うようになってきました。

耳が聞こえないという一般の人にはない特徴を持つ父は、
そんなこと関係ねぇ!といつも仕事を頑張っていて、
子供のためならどんな辛いこともやる、そんな父でした。
叱るところはしっかり叱る、ふざけるところはふざける、
そんな父で、4人の息子を育て上げた両親のことを
俺は自慢の両親だと思っています。
(母のこと書いてないけど、母も同じぐらい子供のために愛を注いでくれた
 自慢の母です。母が見たら「あたしにはないの?」と悲しみそうだから書きます。)

そんな父もそろそろおじいさんといわれるぐらいの年齢。
仕事ばかりでなく、もっと自分の時間というか、
まったり自由に過ごしてもらいたい。
そう思えど、俺には旅行に連れていったり、
プレゼントとかそういうものをあげたりするようなお金もない。
せめて顔を見せるぐらいはしたいとは思っているけど、
ほんとにそれでいいのか。なにかできることはないか。

そんなことを色々考えていたら、
この記事を書いている今日、とある記事をみつけました。
"『FF14 光のお父さん』のお父さん・インディさんが逝去。"

FINAL FANTASY XIV。たくさんあるFF作品の中で、
オンラインゲームとして大人気を博しているFF作品です。

FF自体はDISSIDIAから入り、そこから全作品知ることになって、
特にFF1とかFF13が大好きで毎回楽しんでプレイしています。

でも、オンラインゲームはまだ未開拓な部分だったのもあり、
FF14は知ってはいるけど、
やってみるには勝手がわからなさすぎてハードルが高く、
触れずにいました。

そんな中、「劇場版 光のお父さん」がPrime Videoで
観れるようになっていたので、ふと観てみることにしました。
寡黙な父とのコミュニケーションが取れず、父のことがわからない息子が、
父にFF14を勧め、FF14を通して父を知っていく。そんな物語でした。
内容がとても素敵で、FF14を全然知らない自分でも魅入ってしまうほど、
楽しめました。

これを観てから、「FF14始めよう!」と、
2年前ぐらいから配信でやりはじめました。
まだこの記事書いてる地点の進捗は新生編のまだまだ序盤らしいので、
初心者ではありますが、まったり自分のペースで楽しんでいます。

そんな自分とFF14をつなげてくれたきっかけになった「光のお父さん」。
お父さんのモデルである、インディさんが亡くなられたという内容。

最初はあまり実感がなくピンときていなかったのですが、
段々「そうかぁ…」とじんわり現実が身体に入ってきました。

そしてその現実とともにこうも思い始めました。
映画では父を知ろうとして、父と一緒の時間を作ろうとして、
たくさん父と交流していた主人公でしたが、そんな主人公と対比して、
自分は果たして父を知ろうとする時間や機会を作ることができただろうかと。

自分のこれまでを振り返ると、自分のことであっぷあっぷで
全然家族のことなんて考えられなかったのですが、
もし明日父がいなくなってしまって、
「ありがとう」も言えなかったら、
たぶん一生後悔をすることになると思いました。

FF14 光のお父さんで、FF14の魅力だけでなく、
父という存在についての大事さも教えてもらっていたんだなぁ
と改めて思いながら、
ひとまずこの気持ちは文章にしておこうと思い、こうして書いております。

今度は俺が気持ちを伝えられるよう、もらった分を返していけるよう、
頑張ろうと思いました。

インディさん、マイディさん、光のお父さんを作った皆さん、FF14、
本当にありがとうございます。
俺も父のこともっと知れるように、こっちから声かけてみようと思います。

以上、お気持ち文章しかない、ただの独り言でした。
FF14やりたいな。父もFF14やらないかなぁ。
一緒にやったら盛り上がるかなぁ。

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