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最後の家族/村上龍 〜 二五五文字の読書感想文

【ネタバレ有】村上龍らしからぬ清々しいい読後感。でも自立をもって救いとする辺りは、村上龍らしかも。あとがきに「誰かを救うことで自分も救われる、というような常識がこの社会に蔓延しているが、その弊害は大きい」とある。相手を救おうとする時点で、相手を対等な人間として見ていない……これが本作で重要な視点であろう。自立こそが身近な人の救いになるという事なのだが……やはり若干の疑問が残る。一方向ではなく、相対する論も盛り込んであれば、素直に納得できたかもしれない。話が出来過ぎてる感はあるけど、やっぱり巧いわ。村上龍。


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たかなん(花楽下 嘩喃)

アマチュアの物書きです。純文学っぽいの書きます。 そして今、なぜかファンタシー書いてます。 https://kakuyomu.jp/users/karashitakanan

書評『たかなんの本棚』〜 二五五文字の読書感想文

◇文字数指定の読書感想文とか、なにそれマゾい。 二五五文字ぴったりで、書評を書きます。 なんでその文字数なのかって? 読書記録に使ってた『読書メーター』の文字数制限が、二五五文字だからですよ。 たまに、蛇足がついてくることも……。
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