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#美味しいnoteの歩き方 マリナ油森さん③

こんにちは、カラストラガラです。"ネズミさん"ことマリナ油森さんの過去ログ探訪も、今年の4月にたどり着きました。それでは、楽しい旅のおすそ分け、よろしければお付き合いください。

引用したい言葉たち

明日には死ぬかもしれないから今日を目一杯生きようとか言うのと同じクチで世間の混乱を嘆いてんじゃねぇ。
明日いきなり死ぬよりよっぽど今のほうが日常続いてるし。おろおろせずに自分のやることやって生きろ。
 
もともとパニックを起こしやすい生き物やろ人間は。
https://note.com/tonarinotororo/n/n003cec1c94df

「おろおろせずに自分のやることやって生きろ。」は、ネズミさんの軸の1つだと思う。

まぁでも、死生観に平均も浅深もないわな。
みんなそれぞれ何か経験して、それぞれ死生観をつちかっているんだから。
私の死生観は私ので、あなたの死生観はあなたのだ。それだけだよ。
https://note.com/tonarinotororo/n/n2dd437d3f596

「まぁでも、死生観に平均も浅深もないわな。」も、ネズミさん節だと思う。確かに、私の死生観は私のもの。人と比べて答え合わせする必要はありません。他人に「入ってきてほしくない」領域に、大事に置いてあります。

褒めどころをくすぐるつもりの話題を出して会話のきっかけにしていた方は、もしかしたら「おはようおじさん/年収にしか興味ないのかな女子」になっていたかもしれません。
相手の中身をみて、「相手 対 自分」の会話を楽しめるようになるといいですね。
https://note.com/tonarinotororo/n/n9ca1e539a6bb

「あわよくば族・下心ダダ漏れ族」って思ってたんですけど、比喩と見立てを調整して、あの気持ち悪さを読めば分かるようにされていて、凄い。

お城が大きくなればなるほど砂を集めやすくなります。愛されることに慣れた人の元には、支配的な人、弱っている人につけ込もうとする人、その他諸々の「人を喰い物にする」タイプの人は近づかなくなるからです。
最初の小さなお城作りさえ踏ん張れば、あとは加速度的に大きくなるはずです。
https://note.com/tonarinotororo/n/ncf13c1edfbd2

自己肯定感のお話。砂のお城にも長所があるんだよ! って見立てが、優しい。「人を喰い物にする」タイプをいかに遠ざけるかで、良い循環が始まるのかもしれないですね。

私はどうだっただろう。自分のすべきことに集中することが鍵だったかもしれない。

会社で数年働いて思いましたが、会社でも撮影所でも「できる人の仕事のやり方」は一緒です。
周りをおとしめたり持ち上げたりしない。自分の仕事を粛々とこなす。
シンプルですが、それを遂行している人って意外と少ないんですよ。
https://note.com/tonarinotororo/n/n63b3d57fbd48

「シンプルですが、それを遂行している人って意外と少ないんですよ。」が、すごく好き。基本だったり、当たり前に思えることだけど、実行・実践出来る人って少ないこと、ありますね。

映画撮影所でバイトしていた私はIT系会社員を経て専業主婦となり、noteを書いています。
どの場所でも一緒だと思いました。
すべきことを粛々とこなし、できれば楽しく過ごせるように環境を整える。それができれば日々の満足度は高くなる。
https://note.com/tonarinotororo/n/n63b3d57fbd48

私はネズミさんのこと「コミュ強」と「旅慣れている」ってキーワードで理解することが多いです。「すべきことを粛々とこなし、できれば楽しく過ごせるように環境を整える。」って、生きる姿勢や人生哲学でもあるけど、旅慣れている人の旅のコツにも見えませんか?

みんなみんなやることはひとつ、自分がどの道をっすすむのかちゃんと考えとくこと。歩きながら考えてもいいんだそれは。
じぶんのすすむ道きめえないのに、すでに道をきめて歩いている人を罵倒するのはスマートじゃない。
tがう道に気をとられて、あんた歩みが止まっているよ。
https://note.com/tonarinotororo/n/ncd8b1f6d1241

「tがう道に気をとられて、あんた歩みが止まっているよ。」は、AとBは対立するわけじゃなくて、行き来してもいいよねって話をされつつ、「自分が決めた道を歩いてますか? 足が止まってませんか」って指摘。

他の記事でも出てくるけれど、ネズミさんの「つよつよ」の1つは、「自分で決めて歩いて来たし、歩いてるし、歩いてく」って揺るぎなさだと思う。

ここで言う「呑み書き文化」は2つの面を持っています。
1つめは単純に文章表現としての文化、2つめは文字書きの弛緩の場としての文化。
https://note.com/tonarinotororo/n/n7df0de3a2dab

企画するだけじゃなくて、今後どうしたいかを掘り下げられています。

でも、お友達大好き、先生大好き、幼稚園大好きな長男。
園に到着した君がはじける笑顔とともに発する「おはよー!!」を聞くためなら、母はがんばるよ。
https://note.com/tonarinotororo/n/n59e2cc08eb75

素敵な光景だと思う。

誰ともすれ違わないまま自宅家屋に到着。玄関で靴を脱ぎ、ほっと一息つく。やわらかい陽光に照らされる室内で子どもたちがきゃあきゃあ笑う。家族4人が揃うリビングルーム。ここ数ヶ月のワンオペ育児に加えた引っ越し諸作業の緊張が一瞬でほぐれ「我が家」の感覚が骨の髄までしみこんでいった。
私たちの引きこもり生活が始まった。
https://note.com/tonarinotororo/n/ncc274034cadd

海外へのお引っ越し、お疲れ様でした。

だってこれは、まごうことなき日常。昨日とどれだけ形が違っても、私が受け入れた時点でそれは日常なんだ。
新しい私の日常はじめまして、こんにちは。これからよろしくね。
https://note.com/tonarinotororo/n/ncc274034cadd

「昨日とどれだけ形が違っても、私が受け入れた時点でそれは日常なんだ。」も、「私が受け入れた時点で」って言葉がキーワードだと思う。決めた・選び取った、ってことだから。

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編集後記

私のつよつよな自己肯定感はこれだけで育まれた訳ではないですが、とりあえず今日はここまで。たくさん苦労しましたが、私の自己肯定感は「どんなに辛くても人と関わり続ける」ことで育まれたことだけはたしかです。
https://note.com/tonarinotororo/n/ncf13c1edfbd2

自己肯定感の記事で「惨めな気分になったときは声をかけてください。一緒に泣こう。」って書かれていますね。しんどい取り組みなのを、きちんと理解なさっている。でも、「どうして私が」と立ち止まらず、粛々と砂の城を作られたから、今の「つよつよ」があるのでしょう。

「コミュ強」になるくらい、人と関わり続けたから、ネズミさんのバランス感覚はとても高い。人と関わり続けることが辛くても今の自分には必要だと、当時気がついて考えて選び実行されたのでしょう。だとすると、「必要を理解し、考え、実行すること」がネズミさんの強さの源で、「コミュ強」も「旅慣れている」も、結果になるのかもしれませんね。

鮮やかだから、僕らは結果に目が行きがちだけれど。

適切に考えて行動出来る人を大人と呼ぶなら、ネズミさんは大人の中でもとてもバランス感覚が優れた方です。

それを、他人が表現しようとすると『漢の中の漢、「つよつよ」。爽やか、すがすがしい、カラッとしてる。バランス感覚が高い。「強さ」を内に秘められる(周囲から見て高圧的・威圧的にしない)』など、色んな言葉になるのかもしれませんね。

いずれにせよ、選ぶ、決める、生きる、責任は引き受ける。他人にガタガタ言わせないし、ご自身もグズクズ言わない。少なくともnoteには出さない。そんな姿勢を伺える、noteを旅してきました。

それでは、また。

Thank you for taking the time to read this.