【対談】烏丸ストロークロックの道草 第2回 能楽に学ぶ表現者の身体と精神 (能楽師・宇髙竜成氏×阪本麻紀)《後編》
京都の劇団・烏丸ストロークロックが、創作・上演とは異なる視座で、メンバーと劇団の「今」を発信していく「烏丸ストロークロックの道草」。その2回目は、劇団の中核をなす俳優・阪本麻紀が師と仰ぐ、能楽師・宇髙竜成さんをゲストに迎えました。流儀の長い伝統を継承しつつ、能楽と新たな観客との出会いを多角的に模索する姿勢は、現代演劇に身を置く人間にとっても学ぶところの多いもの。揺るぎない精神と洒脱な感性を兼ね備え、能の未来を見据えて行動する実践者とのお喋りは、聞くだけでエネルギーをもらえるよ