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ノーマルマップを利用した、立体的なテクスチャを作成

はじめに
はじめましての方ははじめまして!殻タヌキと申します。
今回noteに描くのは、はじめてになりますがクリエイターとしては6年3Dモデラーとして活動をしております。
今回の記事に関しては、もしかしたらもう記事があったり知ってる方も多くいるかもしれませんが、自分が忘れないためと知り合いに説明するためにトゥーンシェーダーで使える物テクスチャの作成を記事にしました。



使用ソフト

  • blender

  • Substance Painter

  • CLIPSTUDIOPAINT

本題

説明の前に先に3Dモデルを制作してUV展開してSubstance Painterに持って行ける状態のモデルを用意します

闇咲とうか様のFAで作った剣

Substance Painterで色を塗り、立体感を出したいところ(模様など)をノーマルマップで描く

剣の取っ手側の模様部分はノーマルマップで表現

blenderでノーマルマップなしで画像設定すると…
VRMで使われるMToonもですが、下記のようにのっぺりとなります。
こちらにノーマルマップなしに立体感を付けます

1.まずペイントソフトにベースのテクスチャとノーマルマップを入れる

ベース
ノーマルマップ

つづいて、CLIPSTUDIOPAINTの機能のなかにあるレイヤーカラーでノーマルマップの色を灰色に変更

灰色にしたノーマルマップを複製して、片方オーバーレイ(下)片方焼き込みレイヤー(上)に設定して不透明度で調整します


オーバーレイ(不透明30)
焼き込みレイヤー(不透明80)

最後に明るさとコントラストで調整すると、下記の画像のように立体感が付いたテクスチャの完成となります。

完成

最後に

こちらの方法は、ノーマルマップが出ずらいVRMのキャラクターに使用したり、背景では全部のシェーダーにノーマルマップを使わず遠くに見えるものは上記の方法で立体に見せることができます。
同じ方法で作った物で、2つ

勇者の剣


獅子舞

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