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一人で過ごすことは好きだけれど一人でいたいわけではない

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【軟水のたそがれ】
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毎週日曜日の夜に更新しています!

この【軟水のたそがれ】は、

Twitterで更新している「#軟水のつぶやき」を中心とした僕のツイートを深掘りするエッセイ。

新たな1週間が始まる前に、何か大切なことに気がつくキッカケになれば嬉しいなと思っています(*^^*)

『軟水』とは、僕自身が「水のように柔軟に物事に溶け込んでいく性格」であることから名付けました。

柔軟な思考で、物事をやわらかく表現していきます!

・・・本日取り上げるツイートは、⇓コチラ!

・・・さっそく、コチラのツイートを深堀りしていきましょー!

(今回は目次がない短めの内容となっています)

夕焼けを眺めている時間。

それは僕にとって、自然の移ろいを感じ、物思いにふけり、思う存分たそがれることのできる至福の時だ。

暇を見つけては、夕暮れの空を眺めている。

「今日はあそこの夕焼けを眺めるぞ!」と予定を立ててから、一日の行動を決める日もあるくらいだ。

こうしてたそがれる時間が好きだから、たとえ一人だろうが、関係ない。

いつもとは明らかに違う夕焼けと出逢うことができると心躍り、好きな音楽を聴きながら空を見上げて、心地よく、楽しい気分になっている。

・・・そう。

僕が夕焼けを眺めて『楽しい』と感じるのは、一人で夕焼けを眺めているからでもなければ、一人でいるからでもない。

『夕焼けを眺めているから』こそ、楽しさを見出すことができる。

その自然の移ろいや、自身の心が高揚する様が好きで、楽しんでいる。

そこにおいて「一人の時間」は、絶対的な条件ではないはずだ。

・・・だけれども、僕は一人でいることを選んでしまう。

それはきっと、一人の方が”気楽”だからだ。

景色の移ろいは早く、何時にあそこに行こうか?と誰かを誘うのが、めんどくさいから、一人で行く。

遠い場所へ行こう!と予定を立てて、実行するのがめんどくさいから、一人で近場にサラッと行ってくる。

・・・僕はいつの間にか、そんな理由で大好きな夕焼けを眺めるようになっていた。

夕焼けを眺めることが大好きだから、自分の好きを貫くために一人でいることには、楽しさがついてくる。

その一方で、『一人だと気楽だから』という理由で夕空を眺めている間は、何となく寂しさや虚しさがやってくる。

”好き”を楽しむのか?

”気楽”を楽しむのか?

・・・どちらを選ぶのかによって、その先に見える景色は、変わってくるのではないか?

最近の僕は、”気楽”を選んでしまっていることが多いような気がする。

大好きな夕焼けを観に行く時間を、自分が楽をすることを謳歌するための、口実にしてしまっているのかもしれない。

もちろん、忙しない日常から逃れ、自分のことを大事にするために空を眺めたり、一人の時間を確保することは、とても大切だと感じる。

それはきっと、『日常をより楽しむための気楽さ』であり、楽でいることに逃げてはいないから。

・・・だからこそ、好きなことを貫くということと、楽なことに逃げるということを、混同しないように努めたい。

楽なことを選択し続けていると、その都度心はフッと軽くなるが、またすぐに寂しさや虚しさが訪れるだろう。

一方で、好きなことを選択し続けていると、最初は孤独かもしれない。

だけれども、それを続けることで自分自身の成長や変化を楽しむことができる。

自分と同じように好きなことを貫いている人とも、出逢うことができる。

・・・僕は今まで、好きなことを貫き、成長し、仲間ができて、孤独を払拭してきたことが多かったように思う。

ただ、時に楽をする方に流されて、かつての孤独を自ら呼び起こしてしまうこともあった。

この狭間で僕はずっと、もがき続けている気がする。

好きなことをやっていると、それを気楽に感じるようになってくる。

気楽なことをやっていると、気楽なことを好きになってくる。

気楽なことを好きになるから、気楽なことを選び続けてしまう。

・・・これは、人間の性なのかもしれない。

だからこそ、好きなことを何よりも楽しむためにはきっと、『楽であることを楽しみすぎないこと』が大切なんだ。

好きを貫くとは、そういうこと。

「楽で居られる時間」は、自分にとっての避難所のような場所。

「好きで居られる時間」は、自分にとっての故郷のような場所。

どちらにも安心感はあるけれど、帰るべき場所は、故郷だ。

故郷を思い出すことで、好きなことを貫いている自分なら一人でも大丈夫だと、自らを誇れる。

好きなことを共有することで、自分は一人じゃないことに気がつける。

これらを、忘れずにいようと思う。

・・・本日も読んで頂き、ありがとうございます(*^^*)

⇓この春に撮り続けた写真と、僕のつぶやきが移ろいで行く様子を詩集にまとめました!

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