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インデックス投資というものをやっていまして(お金の話)

「投資とかどうやればいいんですかね」と、どストレート聞いてきた後輩に貸した本が数か月ぶりに手元に戻ってきた。

貸していたのはインデックス投資界隈では超有名人の水瀬ケンイチさんの単著『お金は寝かして増やしなさい』(フォレスト出版)。

久しぶりにパラパラと読んでいると投資することの初心みたいなものを確認したくなったので、自分がインデックス投資を始めた理由をあらためてつらつら書きたいと思います。

インデックス投資を始めた理由は、教科書通りの理由。

「個別株投資やFXでの損とそれに使わなければいけない時間」に嫌気がさして、なにかほかに方法はないかと探していた時期に出会ったのが上記の水瀬ケンイチさんと山崎元さんの共著『ほったらかし投資術』。

この本に出合った当時は入社2年目で一応貯金はしていたもののFXに片足を突っ込み、全財産を1か月でほぼ半分にするというアホなことをやらかしていました。本当に愚か。

仕事中も値動きが気になって、トイレに駆け込んでスマホをチェックする日々。仕事のパフォーマンスは落ちる落ちる。1か月くらいでこのままでは仕事面でもプライベート面でも浸食され続けると気づき、アプリもアンインストール。口座も閉鎖。

とはいえ、貯金だけで過ごすのも本当に大丈夫かしらと本屋をふらふら徘徊していた時に出会ったのが先述の『ほったらかし投資術』

一度読んだときは、本に書いてあることの半分くらいしか理解できなかった。なんだか自分に合いそうだと思い、書いてあるそのままに、家計の把握・アセットアロケーション決め、ネット証券に口座を開き余剰資金を入金して計画通りに初回分を購入したのが約4年前。

「ほったらかし投資術」は名前の通り毎月一定額を積み立てる以外は特にやることなし。チャートを分析したりとか手間をかけることもない。水瀬さんやインデックス投資家の方のブログや本を読みながら少しずつインデックス投資とはなんぞやと理解していきました。

教科書通りに「長期・積み立て・分散」を指針にコツコツと毎月の積立を継続しております。

はじめたタイミングがまぁまぁ良かったのと世界的な好景気もあって、それなりの含み益が出ています。(それでもここ数か月は1日で1か月の給料分くらいの値動きがあることもしばしば)

基本的には毎月の積み立てを続けているだけ。知識がなかったころと比較して、インデックス投資とは、に関して理解は進んだけれどパフォーマンス的にはあまり変わりません。たった数年の値動きだけ見て喜ぶのもあんまり意味がないので静観しています。

冒頭で本を貸していた後輩もインデックス投資を始めるということで仲間もできたことだし、許容範囲内の損失に収まるようたまーーーーーにリバランスしつつ、目の前の相場の浮き沈みに左右されずこつこつ毎月一定額+当月の黒字分を投資して、ほったらかしにすることを続けていきたいと思います。

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