天皇誕生日に贈る書道の時間

こんばんは、S2の川嶋です。皆様、冬休みはいかがお過ごしでしょうか!
いやあ、冬至が終わり(昨日でした)、ここから本格的な寒さが襲ってきますね。もうたくさんです。

書道の時間ですよね?

前置きはさておき、本日は天皇誕生日ですね。というわけで「天皇」。

来年以降、天皇誕生日はどうなるのか気になりますね。

ところで、僕らはなぜ「天皇」と呼ぶのでしょうか?「大王」とかでもいいんじゃない?と思いますけどね。
調べたところ、天皇という称号の由来はいくつか説があるそうですが、今回は簡単に通説をご説明します。

なんで「天皇」?

「天皇」という称号は、紀元前に書かれた書物に登場する「アマテラスオオカミ」の夫であり、天帝(天皇)を名乗っていた「スサノオ」から来ているようです。実際に書物で用いられたのは、一度は聞いたことがあるであろう「日出づる国の天子、日没する国の天子へ…」が最初だったみたい。聖徳太子が遣隋使に渡した書物ですね。というわけで、「スサノオ」。

この称号自体が日本で成立したのは、大宝律令で称号が制定された7世紀後半、という説が濃厚です。
(※諸説がございます。その点、お忘れなきよう。)

字に隠された、由来や意味

今回は「天皇」という言葉の持つ由来や意味を簡単にご説明しましたが、日頃はこういうことってあまり調べないですよね。他にも、特に何も考えずタイピングして変換したり、書いたりする字って多いと思います。例えば「一」と「壱」を使い分ける理由とか。だってどっちも同じ意味でしょ?って思いませんか。僕はめちゃめちゃ思いましたよ。なんでなの???

こういう、字のふとした「なぜ」に気づくのも、書道の強みなんです。

字と真正面から向き合ってみる

書道をやっている時、自分は「どういう形がカッコいいかな」とか「ここは太くして強調しよう」とか考えながら書いてます。そうやって、真正面から字と向き合ってると、「あれ、そういえば」みたいなふとした疑問に気づくんです。

字を「打つ」ことが多くなった今、人々にとって字は字としてではなく「画像」として捉えられているんです。それはダメだ!なんて言うつもりはないですが、ちょっと、ちょっとだけ、寂しいなあ、と思うわけです。例えば最近海外で「they(単数)」が辞書に登録されていたりしますが、言葉は生き物なんですよね。僕らが世代交代をするように、字や言葉も、その時代の人に合わせて変化しているんです。

そういうわけで…まとめ

簡単にまとめると「みんな書道とか習字とかやってみようぜ」ってことです。もうほんとこれだけ。
やらないにしても、日頃ノートを取っている時、本を読んでいるとき、「ん?なにこの漢字…」と思ったら、すぐ調べてみて欲しいんです。きっと、いい事を学べますよ。僕のものさしでは5cmぐらいの知識になりましたが、貴方のものさしではどうでしょう。

というわけで、調べてみてほしいワードをいくつか置いておきます。気になったら、どうぞ。

①異体字(いたいじ)
②大字(だいじ)
③国字(こくじ)
④わたなべ  種類

軽い気持ちで見られるように、と短めの文章で書かせていただきましたが、いかがでしたか?
こういうブログのようなことをするのは生まれて初めてだったもので、色々足りない部分はあると思いますが、「へぇ〜〜そうですか〜〜〜」ぐらいの気持ちで見ていただければ…という気持ちで書かせていただきました。

ではでは、この記事が皆様にとって新しい知識が増える鍵となりますように。川嶋でした。





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