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COSMOS たましいの楽園 大天使ミカエルとの10年間の記録 1992年~2002年 14歳~24歳 No.77

10年間を振り返って(14歳〜24歳)
2003年8月20日

取り巻いていたものの多くが
私から何かを剥ぎ取って
遠くへ行こうとしている。

私は信じていたことと眼に映ったことが
同じラインには並ばないことを知って
深く失望した瞬間を思い出した。

あんなに求めていて、あんなに欲していた
光が落ちる瞬間のきらめき。

それを手にできることを知って
私は次へ移行する時を待っている。

あなたがいつ、どこで私に手を差し伸べ、
引き上げてくれたのか、

そのひとつひとつを辿って思い出さなければ、
と思った。

あれから私の透明さは汚され、
不純な動機が目立ち始めた。

こういう結果にならなければ、
私はきっと自分の愚かさに気づけないでいただろう。

それがひどく痛く、耐え難いものだとしても。

いつから心の声を聴き、文字にすることを
止めてしまったのだろう?

今、私はとてもぎこちなく、リハビリのように
文字を書いている。

その作業と心に向かう時間は
何にも代えられないほど尊いものだった。

あなたと交流したそのエネルギーと光が
今ここに舞い降りてきたのだと
多くの過ちを犯してから気づくとは。

どこから始めようか?
どこへ向かおうか?
そんな初歩的な疑問が
すでに天に投げかけられていた。

具現の力。創造と浄化。

本当の個性を導き出したいとあんなにも願っていたことが今、痛切な思い出とともに蘇ってくる。

0から学び、今までを復習し、
ひとすじの希望が真っ暗な暗闇の中から生まれる。

私はそれを何と呼ぼう。
その時にその眼に映る幾千もの光線をどんな言葉で表そう。

これからの道をあなたと共に歩んで行けることと
多くの為さなければならない仕事と向かい合うこと。

歪みと鈍さを修正して、原点へと戻ろう。

たましいの故郷はこんなにも近くにあって、
私たちを受容していた。

両親の愛も感じられず、先祖への恩も忘れ、
自分の生命と使命のみを掲げて生きた。

転生をかけて染み付いた傷と後悔と欲望。
それらをひとつにまとめて進む道はないと思った。

つながりを拒否し、絆を感じられず、
何かにしがみつかなければ立っていることさえできなかった。

人と一緒に歩みたいという願い。
それはどこから湧いてきたのだろう?

ふたりで力を合わせて世界を変えようと神に誓ったこと。1つ1つの細胞が教えてくれたこと。

私が今までの人生で選択してきたもの全てを。
そこに秘められた本当の動機を。

1人1人の瞳を覗き込んで、返ってくる光で
それが何かを知った。

どうしてもっと大切に受けとめられなかったのだろう?

これから何を為していきなさいと言われているのだろうか?

完全になろうとするのではなく、強くなろうとするのではなく、欠けたまま弱いまま、自らを開き深めていく道。

そのもう1つの視点を、
しゃがんだままで、荷物を抱えたままで、
得ることはできない。

それが決別するということなのだろうか?

静かな場所で深く呼吸をし、
安らぎの中で誰かと共に何かを行えることは
どれくらいあるのだろう?

それが本来の道から少しもずれることなく
神とひとつになって実現される事柄なんだろう。

これからも次々と起こりうる苦悩と困難を
自らの心の中でつかまえ、天へとかざし、
祈り続け、人の中で人のために行為していこう。

あなたがここまで多くの偉業を成し遂げられたこと
それを奇跡と呼ぼう。

出会えてからが本当の生。
あなたが昔、そう教えてくれたように。

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