〜これまでの雑なあらすじ〜
ひょんなことからドイツにやってきたかれんぴ。下調べもほぼなし、英語も話せない！ そんな中、道路に突如光り輝く魔法陣が現れてーー！？

☀️

7:30くらいに起床。ホテルのバイキングで朝ごはんを食べて、チェックアウトの時間まで二度寝する。予定を立てていないのをいいことに気の向くまま寝ていると、あっという間にアラームが鳴ってしまった(12:00‼︎)。ので、ヘアアイロンだけして部屋を出た。

🚶‍♂️

さて。ドイツ語はおろか、英語も出来ないので大変に困難が予想されますが、ドイツの湿度と連動しているわたくしの心はからっと晴れておりました。
これは本当に、比喩ではありません。
ベルリンは気温が約30度と決して低くはないのに、そしてちゃんと暑いのに、過ごしやすいのです。髪を下ろしていても蒸れないから、サラッとした手触りが続きます。
わたしは髪の手触りに関しては並々ならぬ力を注いでおりますが、ようやく正解に辿り着きました。
髪の手触りを良くする秘訣は、時間でもなく、お金でもなく、努力でもない。
それは湿度なのだと！

photo by みさきち (twitter→ @me_me_sheep ) (love!!)
これより+1cmくらい。毛量も多いので、日本の湿度だと夏に下ろすのはほぼ禁忌。

⛳️

ベルリン中央駅📍Berlin haupt bahnhof 周辺を5時間くらい、見て回ることにしました。
まず、現代美術館📍Hamburger Bahnhof というところに行きます。
(ハンバーガー🍔？ ハンバーガーの美術館かしらん……)
Google Mapに入力してさっそくGOです。
駅から徒歩５分くらいですぐに到着！
が、入り口がどこだか全然わかりません！
とりあえず建物の周りを２周してみましたが、やはりわかりませんでした。
観光で来ているご様子のマダムも同じ状況に陥っていました。
マダムは反時計周りに、わたしは時計回りに建物沿いをぐるぐる。2度出会ったのでありました……。

入れそうなところに入ってみたけれど、オフィス部分だったり。
誰かに尋ねればよかったのでしょうが、おなかもぺこぺこ、とりあえず駅へ戻ることにします。
そしてついぞ美術館に足を踏み入れることはなかったのでした。完。

⏳

📍Berlin haupt bahnhof 駅構内で昼食。
マスタード？ケチャップ？と聞かれたので両方！と言ったはずなのだけれど、マスタードしかのっていませんでした。
これがジェスチャーの限界ということでしょう。
ソーセージが美味しいのでまあよしとします。

必然喉が渇くので、飲み物を求めて再び放浪。結局、駅構内ではなく駅前広場の屋台で、搾りたてオレンジジュースを飲みました。

ぼったくられたらどうしようという危機感が強すぎて、1ユーロを置いた手のひらを差し出し、これで飲めるジュースをください、と注文。逆にぼったくられる可能性大な方法で、無事ぼったくられることなく、ジュースをGETしました。
(五個くらいのオレンジをその場で絞ってもらえます。ジュースというかもはやエキスですね。200mlくらい。)

ちなみに何度も言いますが、わたしは聞く・話す・読む すべての英語力がレベル0です。正確に言うと学校で英語の授業が始まって1ヶ月くらいの人と同じくらいです。たぶん。

というわけで、(英語ができないからぼったくられたらどうしよう)+(よく知らない土地だし、とりあえず人が多く居て開けた場所にいたい)→(お店には入らないでおこう) という非論理的な謎思考によって、お店の中で食べることは断念したのです。
⚠️普通に考えればわかることですが、英語ができない人こそクレジットカードなど現金以外で支払いのできるお店でゆっくり休み、アプリなどで翻訳しつつ、真心のこもったジェスチャーを駆使しながら散策するのがよいかと思います。わたしのような謎行動は著しく効率が悪いので、おススメいたしません。反面教師にしてくださいまし。笑

🚶‍♂️

駅構内に入っているお店を見て回りました。
📍お手頃価格な家具雑貨屋チェーン店、depot

秋のディスプレイ、かわいい。

椅子とか絨毯、小物入れ、文具、テーブル周りのものなど色々売っていたけれど、特に花器と造花が豊富でした。形、大小、色も!！たくさんあります。
日本にも上陸してほしいなあ。

これは違うお店。ここも、チェーン店のようです。深い緑色っていいですよねえ。

⌛️

歩き回り疲れたけれど、前述の通り飲食店には入れないという"制約と誓約"があったためホテルに戻り、wi-fiをつないだことによって驚異的な念能力を会得しました。
その名は、Limeーー
(という、乗り捨てできる電動スクーターのサービス)。
これにより翌日からわたしは劇的に観光レベルがアップしたのですが、この話はday3に譲ることとします。

楽しい。便利。涼しい。ライムかわいい。

🚞

電車に乗ってデッサウ📍Dessauへ移動。
ベルリンから二時間くらいで着きます。24€。改札はなく、ホームでチケットを購入します。乗車後、車掌さんに料金を支払うことも可能です。

これはデッサウ駅に到着後、ホテルまで歩いているときの一枚。
この路面電車は踏切とか信号の類がないので、
轢くも轢かないも運転手次第な感じで運行しております。ゆるゆる歩いていると普通に轢かれそうです。

人があまりいません。

🌃

夕食はホテルのラウンジでいただきました。
注文後、目の前で流れているTVを観賞して待つこと約２時間。
ミュージックビデオのランキング番組でしたが音はオフ、50位から30位くらいまで見たところでお料理が来たので、色々と中途半端に楽しみました。疲れと空腹のハーモニーによってその2時間の記憶はほぼありません。幻の２時間。

そんなわけで部屋に入ってすぐにバタンキューしたのでした。

続く。