かりかりトーク3 天下布武編

天下布武関連の質問が多かったので延長戦です。


Q1. 天下布武とは

戦国布武最大のイベントとされており、5週に1回のペースで開催されています。御家編でも説明したように、御家の設立・維持・発展に大きく関連するイベントです。
週末イベントで「模擬天下」というのがあると思うのですが、仕組みはほぼそれです。(もちろん順番的には「天下布武」の”模擬戦”ということなのですが)
3人一組で参加し、天下を競います。
前回の公式告知がこちらです。

Q2. 出場方法がわかりません。サポをやらないかと誘われましたがどういうことですか?

天下布武の出場方法は現在2通りあります。

1. 「真田丸」予選にて上位23チームに入る
2. 「甲州金盗り」予選にて上位15チームに入る(公式告知

以前は1の真田丸のみでしたが、2の通称「金山」予選が追加されました。
追加当初は3チームの枠でしたが、現在は15チームに拡大されており、こちらをメインに連続出場するチームも多いです。

日程的には、金山予選が先に行われ、その2週間後に真田丸予選が開催されます。
開催期間は金山が4日間+トーナメント3日、真田丸が2日間です。(真田丸は以前は4日間)

金山および真田丸の基本ルールや遊び方は、週末イベントや過去に行われたイベントと全く同じです。
もちろん予選というからには順位を決める要素が必要ですので、チームごとに持ちポイント制となっており、勝つとポイントが増える、負けるとポイントが減る、という基本的には単純な仕組みです。

というわけで身も蓋もなく単純化するなら、勝ち続ければ出場できる、ということになります。
もちろん、これはかなり過酷です。みんな強い上に、そもそも数日間、フルに戦い続けるには、体力や精神力をかなり使います。

そこで主流となっているのが「サポート」です。
簡単に言うと、味方とマッチングさせて片方をわざと負けさせる、ことです。これを繰り返すことによって味方の特定チームのポイントを底上げします。

つまり「サポートをやってください」というのは、予選期間にイベントに参加して味方にわざと負けてください、ということです。簡単な作業ですね。
家事や仕事の片手間にできるので、参加必須にしている御家も多いです。
サポートでも良いので実際に参加すると、予選の過酷さを知ることにもつながりますし、オペレーション陣の手腕などが見れるのも面白いと思います。

Q3. 天下布武の第一段階、第二段階、第三段階というのがよくわかりません

これ分かりにくいですよね。私も実際に参加するまであまりよくわかっていませんでした…。

一言で説明すると、時間制で移動・攻撃可能な範囲が変化するシステムです。
徐々に戦える相手が増えていきます。特に第二段階以降は、多対多や多対1の構図が生まれるので、賭博では共闘関係を知らないとまず当たりません。

第一段階は開戦後6時間、土曜18時までのタイマンです。たとえば、大浦城VS仙台城 のようになります。
山形も地図上は隣接していますが、エリア外なので参加できません(区切り線が引かれてあります)。
これを小エリアと呼びましょう。全部で19の小エリアが存在します。
賭博と絡めて言えば、どっちが勝つか、あるいは引き分けでどちらとも残るか、を見極めることになります。

第二段階は、エリアが地区単位に拡大します。さらに6時間、土曜24時までです。
第二段階の区域を中エリアと呼んだ時、全部で5つあります。1つの中エリアに小エリアは4つ含まれます(九州だけ3つ)。
シンプルに考えると、小エリアを勝ち抜いた4チームが入り乱れて戦う構図になります。(もちろん小エリアで引き分けがありえるので5チーム以上残っている場合もあります)

例. 東北エリア
  - 大浦 VS 仙台
  - 山形 VS 若松
  - 春日山 VS 忍
  - 水戸 VS 江戸

賭博のポイントとしては、実は、第二段階で中エリアの勝者が1チームだけということは、ほとんど発生しません。
5つある中エリアのうち1つ発生するかどうか、という程度の確率です。
共闘関係にあるチームは複数残ったまま第三段階に臨むことが多いです。
そのため賭博でも複数チームに賭けるほうが良いと思われます。それでも難しいのですが。

第三段階は、最後の1チームになるまで戦う最終段階です。エリアの区切りが廃止され、全国1マップでバトルが発生します。
普通の局や模擬戦と同じですね。
賭博では最後に残るチーム、つまり関白チームを予想することになります。
土曜24時=日曜0時からですが、日曜0時〜8時は本城にバリアが貼られているので、実質的な開始は日曜8時からです。
つまりどう転んでも天下布武は土日両方使います。このゲームの時間的な負荷がおかしいと散々言われる所以の一つです。。。

Q4. 賭博のやり方がわかりません。当たっているはずなのに報酬が来ません。

天下布武の賭博は「生き残るすべてのチーム」を当てるゲームです。
言い換えると、あなたが選んだチームが1つだった場合、そのエリアで他に残ったチームがいたらダメです。

これは第二段階でよく発生しがちです。
たとえば、A、C、D、E、Fの5チームが第一段階を生き残っていて、あなたは第二段階でAチームに賭けたとします。
結果、A、C、Dの3チームが第二段階を生き残りました。
このとき、Aチームに賭けていてAチームが残っているのだから当たったはずだ、と思う人が多いのですが、それは間違いです。
当たりは「A、C、Dすべてに賭けた人」だけです。
Aチームだけに賭けた場合は、「Aチームが生き残る」ではなく「Aチームだけが生き残る」という意味になります。

上でも説明しましたが、特に第二段階は複数選択しないと中々当たりません。

Q5. バフってなんですか?

通常局や模擬戦では、誰かを倒すと宝箱がもらえますが、天下布武ではbuff(バフ)と呼ばれるボーナスがもらえます。
buff自体はゲーム全般で幅広く使われる概念で、一時的な強化状態を指します。たとえばドラクエならバイキルトやスクルトはbuffです。
観戦画面では「ボーナス」ボタンを押すと「物理ダメージ+10%」とか書かれているやつです。官職上がってすぐにもらえる御守りとかと同じです。

相手チームを倒せば倒すほどボーナスの数字は大きくなりますが、どんどん逓減するようになっています。

天下布武においては、第一段階の小エリアで引き分けたチームはバフなし、勝ったチームはバフありなので、後者が極めて有利になります。
そのため共闘関係にあるチーム同士が小エリアで衝突した場合、意図的に負けることが多いです。俗に「バフを渡す」と言います。
まさにバトンを託す、あとは任せる、的な意味合いですね。

Q6. 牢人衆ってなんですか?

これまた説明しづらいシステムなのですが、天下布武の裏で兵を取り合いする小ゲーム的な仕組みです。
お互いの牢人同士が戦い、攻撃側が勝てば、兵を奪えます。
牢人自体は無限の兵があります。米や銭も消費しないので、友人挑戦をしている感覚に近いです。

天下布武は土曜12時開戦なのですが、牢人衆の争いは金曜18時の開幕からずっと可能です。かつ夜間も支城に攻撃可能なので徹夜する人も多く、牢人衆はブラック労働とよく言われます。

牢人衆の攻撃も防衛も勝つに越したことはないので、基本的には各国の精鋭が選ばれます。
前述しましたが天下布武そのものは土曜12時の開戦まで大きな戦いが発生しにくいです。一方で牢人衆はずっとバチバチやりあう上に、各国の精鋭、爛漫出場者も多いので、牢人の戦いを観戦する人も多いです。

ごく稀に他国から牢人を招き入れるチームもありますが、これはかなり例外的です。
私はよく他国のフレを牢人に入れますが、ブラック労働すぎるので自国メンバーに責任感を押し付けるのは嫌っていう理由が大きいです。
他国なら良いのか、と問われるとブラック部分はどうしようもないんですが、金の御守りを渡せるので、モチベ高くやってもらえています。感覚としては自国メンバーだとボランティアの強要みたいになるのですが、他国なら一種のビジネスなので割り切れるっていう感覚です。


それでは本日はこの辺で。またね〜。

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