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いよいよ試験日!

月曜日から始まったフォークリフト講習も、いよいよ最終日。

朝の5時半から目が覚めてしまった。
二度寝しようとしたができず、頭の中で試験のシュミレーションを繰り返す。

自分の想像以上に緊張していたみたい。


6時半には家を出て、教習センターに7時前に到着したら、すでに教官もおじさんも来ていた。

とりあえず、2回くらい講習前に乗ってみたが、毎回なんか忘れてしまう(涙)

とにかく、工程がめちゃくちゃ多い、、、
運転も不安定な私は、何か抜かしてしまい毎回「あちゃー」となってしまう。

おじさんは午前中、めちゃくちゃ崩れてしまい、大変なことに。昼前に模擬試験があったけど、受けさせてもらえず、、、お昼ご飯もそこそこに自主練に。


私はドキドキしながら、どうにか受けられて87点!
70点が合格ラインなので、これなら受かるが、安定してない私。気は抜けない!


満点の人も数人。
模擬試験終わりに、教官が私たちに言った。

満点とか98点の人は、できない人に走行枠を譲ってあげてくれないか?おじさんに2枠、私ともう1人に1枠あげてほしい。

みんな快諾して、譲ってくれた。

おじさんも私もみんなより、多く練習できた!
教官は他にもこんなことを、、、おじさんの走行中に私たちに言ってた。

彼は70歳。あなた達より、ずいぶん年上だよね。
あなた達は周りにリフトがある環境で、乗ったことはなくとも身近にあると思う。だけど彼は全くの畑違いから来ていて、リフトに馴染みがないよね?そんな彼が今これに挑戦していることは、本当に大変だと思う。彼のチャレンジを応援してあげて欲しい。


私たちは誰1人、おじさんを馬鹿にすることもなく、みんなで応援した。もちろん、みんなは私のことも応援してくれた。本当に、教官もチームメンバーも素晴らしくて(涙)


午後からも練習して、私たちはだんだん安定してきた。
そして夕方から試験がスタート。私は20番で最後。おじさんは18番!試験はみんな中で待つので、外があまり見えない。


1人また1人と呼ばれて、、、いよいよ、おじさんの番に。
みんなで祈るような気持ちで見送ったと共に、私の番が近づいてきてドキドキ、、、みんなが「大丈夫!」と励ましてくれた。


チラッと窓から見えたおじさんは、いい感じに工程をこなしているようだった。頑張れ!と私は祈るだけ。


終わったおじさんが帰ってきて、入れ違いで私が待機場所に行った。おじさんは私に「頑張りなよ。一緒に受かろうな!」と声をかけてくれた。


私は19番の人の走行を見ながら、緊張感がマックスに。
ため息しか出ない、、、そして私の順番に!


私は合格云々ではなく、こう考えていた。

今までやったことを、ただ落ち着いてやるだけ。
ダメだったとしても、追試が一回受けられる!
とにかく今までのベストを尽くそう。


私は出だしで、今まで一度も間違えたことないのにハンドルを掴んで乗り込むという痛恨のミスをして始まった(涙)→乗るときにハンドルを掴むのは減点。


つづく、、、


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