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ヘアドライヤー持っていくか行かないか


海外旅行をする際にヘアドライヤーを持っていくのか否か。
重要な問題である。
極力荷物は減らしたいが、ヘアドライヤーが無くては困る。
乗るAirにもよるが、私は何かと荷物が多いので常に重量は気になるポイントの一つである。
夏なら放っておいても良いかもしれないが、少なくとも冬だと風邪をひく。

今回私はオーストラリアシドニーに滞在する際に、
「まあ、今まで泊まった安宿とは違い、一人一部屋の、そしてベッドがひとつのホテルなのでヘアドライヤーくらいついているだろう」
と思い持っていくことを考えもしなかった。


ついていなかった。
ヘアドライヤーが無かった。
シャンプーや石鹸のアメニティは揃っているのにヘアドライヤーがどこを探してもない。
トランジット先であるベトナムを出て約9時間。
そこそこの長旅に疲れつつ、シドニーには朝の8時半くらいに着いた。
ホテルに着いてすぐシャワーを浴びる。
40時間ほどシャワーを浴びていなかったので大変体は汚い。
荷物を適当にほどいてシャワーに直行したのでヘアドライヤーがあるかないか確認さえしていなかった。
よって、フロントの、フレンドリーなトレバーの所に、髪の毛がびちょびょに濡れたまま走っていき、
なんでも良いから髪の毛を乾かすものを借りられないか
と聞くと快諾してくれた。
結果、貸して貰えたので事なきを得たのである。ありがとうトレバー。

ヘアドライヤーはご存知の方も多いだろうが、最も変換プラグを気をつけなければいけない電化製品のひとつだと思う。
正直なところiPhoneは強いのでそんなに海外と日本の電圧が違うことや変換プラグがどうとかこうとかを気にしなくても挿せるものを挿して充電することが出来るが
ヘアドライヤーはそういう訳には行かない。
ロンドンに滞在していた時、変換プラグを忘れてそのまま日本のヘアドライヤーを使った人がいた。
そのヘアドライヤーは初日に火花を吹き、壊れた。
よって、家電屋さんに行って海外仕様のものを少しお高いが買う必要がある。

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