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人を見かけで判断することをやめる方法

「自分のことは自分でやってください。」
これはある観光地で家族写真をお願いしたときに返ってきた言葉の棘だ。
だから、彼女はどんなに本島で優しい体験をしても、やっぱり「本島の人」が怖いらしい。
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「男は」「女は」「都会は」「地方は」「若者は」「年寄りは」。
比較し、区別し、レッテルを貼る。
その理由は<それが明瞭で美しいから>以外にも、「自分とそれ以外」の目に見える違いに儚さを感じてしまったから、というのもあるんだと思う。

別に「全員がこうあれ!」なんて規則なくていい。
だけど、なんだろう。
この話をきいたとき私はものすごく悲しくて悔しかった。

私も人にレッテルを貼りがちだ。
しかも人を見た目・第一印象で判断してしまう。
そして人を勝手に「怖い」と思ってしまう。

「こういう見た目の人は全員OO」だなんてもの、存在しないことは分かっている。
でもきっと、蓄積された過去経験や自分のトラウマ、伝聞によって脳が瞬間的に判断してしまうんだろう。

私と同じような人はきっと少なくはないだろう。でもそういう決めつけはやめた方がいいと思う。なぜなら自分にとってネガティブなレッテルを貼り、人のことを遠ざければ遠ざけるほど、チャンスも遠のくと思うからだ。
勿論、居心地がいい人がいることは重要だ。だけどそんな人が滅多にいないこともきっと皆が分かっていること。ビジネスと、心の友達は別だ。(勿論、一緒であることはベストだが、心を開いていかなければ両立は実現しえない。)

「世界は自分が思っているよりも優しい。」
私は多くの人と会話し、交わり、協力を得てそう感じることが多くなった。

では、そう感じられるようになるために私は何をしたのか。

①怖いと思っているからこそ逆に話を聞きに行ってみる
②とにかく、どんなことをしてどんな感情を抱いているのかを知る
③外見と内面のギャップを知る
④自分の話をしてみる
⑤それにどう思っているのかを聞く

これだ。
自分のことを深く質問されて(自分のことに興味を持たれて)嫌気がさす人は滅多にいない。

もし嫌悪感を醸し出されていたらその理由は2つあると考えていて

①質問の仕方や態度に問題がある
②質問者がどんな人であるのか分からず不信感を募らせている

のだと思う。

勇気はいるけれども、自分を変えたいなら自分から変わりに行く覚悟を持って行動してみることが重要だと思う。

大丈夫、世界は貴方が思っているより優しいから。

#日記 #エッセイ #コラム #自己啓発

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