仮住ゆうじ

日本企業で働く現役会社員。現在米国駐在中。趣味はウクレレ、釣り、ワイン。「会社」や「仕…

仮住ゆうじ

日本企業で働く現役会社員。現在米国駐在中。趣味はウクレレ、釣り、ワイン。「会社」や「仕事」に関してネットで発信力があるのは、スタートアップの経営者やフリーランスの方であることが多い気がします。しかも、フツーの会社員は否定されがち。会社員の凄さを等身大でお伝えできればと思います。

マガジン

  • 全ビジネスパーソンに捧ぐ!仕事のベスプラ

    カリスマい夫婦のおっとで、サラリーマン歴10数年の仮住ゆうじが、どの会社でも使える仕事上のコツやヒントをベスプラ(ベストプラクティス)として、紹介していきたいと思います。あなたの「スキ」でベストオブベスプラを厳選していきたいので、ぜひご協力を! 尚、このマガジンで得た収益は、すべて1型糖尿病の完治に向けた活動に寄付させていただきます。

  • 君もきっと会社員になるので伝えておこう。

    確率的には、たいていの人が働くことになる会社という場所。 会社とは、会社員とは何かという素朴な疑問に答え、若い人たちに、会社で働くことにワクワクしてもらえるような文章を綴っていけたらと思います。

最近の記事

Excel四コマ:アメリカのクリスマスのお菓子

Excelを愛するあまり、描いたことも無い四コマをExcelで描く展開となっています。Excelとはいえ、図形を使うとなんでも描けてしまうので、それは(自分の中で)禁じ手です(笑)。

    • Excelをおバカに学ぶ

      Excelを15年以上使っていますが、それなりにスキルも身についたので、それを生かして、人のためになにかできないだろうか。そう考えていて、Excelでゲームを作って、それを通じてExcelを学ぶという、前代未聞の企画を思いつきました。 まだサイトは作り始めたばかりで、超入門編ですが、よかったらのぞいてみてください。 Excel Wonderland ついでに、Excelで四コマを作ったら面白いのでは、とも思いついて描いてみました。人生、初四コマ(笑)

      • 仕事のベスプラ(10):財布にボールペンを忍ばせよ。

        なにかを書かなくてはならない時に限って、書くものがなくて困る、そんな状況に陥ることはないだろうか。 例えば、手持ちのペンのインクがなくなった時や、そもそも、ペンを持たずに打ち合わせに入ってしまった時、あるいは海外渡航時に入国書類を書く時。 このスマホが隆盛を極める今日においても、手書きが必要になる場面は、意外と多いものである。 そんな時に備えて、オススメしたいベスプラは、財布にボールペンを忍ばせるということ。 文具店あるいは本屋などの文具売り場に行けば、小さいペンは色

        • 仕事のベスプラ(9):立って仕事をする。

          廊下やその場に「立ってなさい」というのは古典的な学校の懲罰(今やパワハラ?)ですが、立って仕事をすると、意外なほど捗るという話です。 デスクワークが多い方は、1日中ずーっと席に座ってパソコンに向かい合っていることになりますが、そんなに姿勢は、人類の長い歴史の中でもなかったはずで、体と健康に良い訳がありません。腰痛や肩こり、そして食後は眠気など、様々な弊害があります。 私も長年の悩みだったのですが、米国に駐在してみて、結構な数の同僚がこのようなスタイルで仕事をしていて、衝撃

        Excel四コマ:アメリカのクリスマスのお菓子

        マガジン

        • 全ビジネスパーソンに捧ぐ!仕事のベスプラ
          11本
        • 君もきっと会社員になるので伝えておこう。
          7本

        記事

          仕事のベスプラ(8):資料にはページ番号をつける。

          ワードだったり、パワーポイントだったり、ビジネスパーソンは日々様々な資料を作ります。 会社ごとにタイトルや作成日、宛先に関するルールが存在して、資料を作りながら覚えていくものですが、意外に浸透していない基本的なお作法が、資料が複数枚になるときに、ページ番号を付けるということ。 ページ番号がないと、例えば会議中で、「競合他社の状況はどこに書いているの?」と聞かれた時に、「3枚めくってください」とか「写真のあるページの次です」とか、相対的な答え方になり、相手を迷子にさせてしま

          仕事のベスプラ(8):資料にはページ番号をつける。

          仕事のベスプラ(7):全員返信に注意。

          多くのビジネスパーソンは、業務時間のうち、メールを読み書きすることに膨大な時間を使っていると思いますが、そこには本来読む必要のないメールも多数飛び交っており、来たからには一応開いてざっと読む必要があるわけで、非効率の温床になっている、というのが私の考えです。コレがもし電話で、自分に関係のない電話が大量にかかってきたら、誰でもブチ切れると思うのですが、メールだと寛容だというのも不思議な話です。 そんな現状を少しでも改善するために今回、取り上げたいのは全員返信です。 メールで

          仕事のベスプラ(7):全員返信に注意。

          仕事のベスプラ(6):失敗を記録する。

          大事な資料で初歩的な計算をミスした。お客さんとのアポをすっかり忘れていた。出張時にスマホが故障して、道に迷ってしまった。 どんなに仕事に慣れたと思っても、やっぱり失敗はしてしまうものです。社会人経験約15年になる私も、今なお、日々失敗を繰り返しております。 失敗は恥ずかしいし、すぐに忘れたいと思うわけですが、ちゃんと直視して、原因を究明し、再発を防がないと、必ず同じ失敗を繰り返すことになり、ビジネスパーソンとして成長できません。 失敗をきちんと振り返るためにオススメした

          仕事のベスプラ(6):失敗を記録する。

          仕事のベスプラ(5):朝一番に、まずTo Do Listをチェックする。

          皆さんは、毎朝出社して、自席に着いたらまず何をしますか? メールのチェック?ネットのニュースを見る?すぐに昨日の仕事の続きに取り掛かる? 人それぞれと思いますが、私がベスプラとしてお勧めしたいのは、まず何よりも先にTo Do Listのチェックをする、ということです。 To Do Listとはその名も通り、やるべき作業を箇条書きにしたもの。完了したものにはチェックボックスにチェックしたり、二重線を引くなどして、未完了のものと区別できるようにします。 なぜ、朝一番でTo

          仕事のベスプラ(5):朝一番に、まずTo Do Listをチェックする。

          仕事のベスプラ(4):先に締め切りを決め、会議を入れる。

          上司から何か仕事の指示を受けた時、あるいは自発的に何かやりますと言った時、その時点では本当にやるつもりなのに、時間が経つにつれ、他のことに紛れて、結局やらずじまいになってしまう。To Do リストにしっかり書き入れても、そのまま残り続けて、やがて埋もれてしまう。そんな経験はないでしょうか。 結果、しばらく時間が経った後、上司に「あれはどうなったんだ?」と聞かれ、全然進んでおらず叱られ、それを繰り返し、最後には返事ばかり良いが仕事をしない奴というレッテルを貼られてしまうかもし

          仕事のベスプラ(4):先に締め切りを決め、会議を入れる。

          仕事のベスプラ(3):モニターは二つ使う。

          オフィスで仕事をする人なら、まずは使っているであろう、パソコン。あなたは、そのパソコンで、モニター(画面)をいくつ使っていますか? ご存知の方も多いと思いますが、パソコンは普通、デスクトップだろうと、ノートパソコンだろうと、メインのモニターとは、別のモニターに接続して、2つのモニターを使うことができます。パソコンによっては、3つ以上使うことも可能です。 例えば、エクセルにデータを入力する作業があるときに、エクセルとは別のウィンドウ(例えばウェブサイト、メール、ワード、ある

          仕事のベスプラ(3):モニターは二つ使う。

          仕事のベスプラ(2):席を立つ時は、画面ロックする。

          これもセンシティブな個人情報を扱う会社では常識かもしれないが、そうでない会社では、ルールやマナーとして定められていないところも多く、それゆえ、習慣として身についていない人が驚くほど多い。 まあ、例えれば、財布を机の上に置きっぱなしで、出歩くようなものだ。やりませんよね普通。財布では決してやらないのに、パソコンではやるといううのも奇妙な話。 パソコンだって、悪意のある人がいたら、仕事のデータを盗まれたり、ばら撒かれたり、あるいは勝手に買い物されたり、お金を送金されたり、やり

          仕事のベスプラ(2):席を立つ時は、画面ロックする。

          仕事のベスプラ(1):メールの末尾には自分の電話番号を記す。

          このベスプラは、もう10年ほど前に、隣の課の課長が課員に指導しているのを聞いて、なるほどと思って、以降実践しているものだ。 とにかく非常に単純。メールの末尾には、差出人として自分の名前を書くのが普通と思うが、そこに自分の電話番号も併せて書く。たったのそれだけ。なお、電話番号と言っても、社内メールであれば、内線番号で構わない。 このベスプラが重要な理由は、まず、メールを送った相手が自分に、電話で何か問い合わせようとした時に、調べる手間と時間を省くためだ。 メール本文に電話

          仕事のベスプラ(1):メールの末尾には自分の電話番号を記す。

          ビジネスパーソンのためのベスプラ!

          私はプロサッカー選手でも、プロの小説家でもない。何を隠そう、プロの会社員だ。なんせ、会社員を大学卒業以来、もう社会人経験も15年近くやっている。 サッカー選手や小説家のように、飛び抜けた才能はないけれど、それでもプロとして身につけたものがある。それは、たくさんの失敗を通じて得た、仕事のコツ、あるいはヒントだ。 コツとかヒントと言っても、聞いて驚くようなものではなく、例えば、「会議を主催する場合、会議室に早めに入って、会議室が予約通りに空いているか、プロジェクター等の機器を

          ビジネスパーソンのためのベスプラ!

          君もきっと会社員になるので伝えておこう【第4章】「優秀」な社員とは

          会社に就職して働くこと。それは、幼稚園(あるいは保育園)に始まり、小学校、中学校、高校、大学と進んでいく、学校教育のレールの延長線上に、当たり前のように用意されている。 そのせいか、会社は学校と同じようなもの、という思い込みを持って、会社に入ってしまう人は多い。いわゆる「学生気分が抜けない」というやつだ。 けれど、言うまでもなく、学校と会社には決定的な違いがある。そのこと理解していないと、学校でも、会社でも遠回りすることになる、というのが僕自身の実感、というか反省だ。

          君もきっと会社員になるので伝えておこう【第4章】「優秀」な社員とは

          君もきっと会社員になるので伝えておこう【第3章】マスオ、管理部門と絡む③

          前回までのあらすじ。 空飛ぶ寿司の出前配達ドローンであるトローンの販売に苦戦するマスオ。事業存続の危機に直面するが、サザエの作戦でSNSでバズらせることに成功。メディアでも取り上げられ、受注が次々と舞い込んだのであった。そんな時、マスオの電話から内線の着信を知らせる音が鳴り響いた。 「フグタ君かね。わしだ、谷川だ。」 なんと電話の主は海山商事の社長、谷川であった。海千山千の交渉相手と対等に渡りあい、大口案件をモノにした功績が認められ、10年前、海山商事の舵取りを任された

          君もきっと会社員になるので伝えておこう【第3章】マスオ、管理部門と絡む③

          君もきっと会社員になるので伝えておこう【第3章】マスオ、管理部門と絡む②

          前回までのあらすじ。 寿司屋の出前機能を持つドローン、その名も「トローン」の独占販売権を獲得した海山商事のエース、フグ田マスオ。販売開始に向けて、社内の管理部門の助けを借りながら忙しい日々を送っていた。 ついにトローンの販売に漕ぎ着けたマスオ。しかしあまりに時代を先取りしすぎたのか、思うように成約が伸びない。 実はトローン事業の開始にあたって、マスオは上司から6ヶ月以内の黒字化を条件とされていた。もし黒字にできなければ、事業は中止。今までの苦労が水の泡になってしまう。

          君もきっと会社員になるので伝えておこう【第3章】マスオ、管理部門と絡む②