私はプロサッカー選手でも、プロの小説家でもない。何を隠そう、プロの会社員だ。なんせ、会社員を大学卒業以来、もう社会人経験も15年近くやっている。

サッカー選手や小説家のように、飛び抜けた才能はないけれど、それでもプロとして身につけたものがある。それは、たくさんの失敗を通じて得た、仕事のコツ、あるいはヒントだ。

コツとかヒントと言っても、聞いて驚くようなものではなく、例えば、「会議を主催する場合、会議室に早めに入って、会議室が予約通りに空いているか、プロジェクター等の機器を使う場合は、きちんと動くかを確認する」といったような、地味で基本的なものが大半だ。

けれど、それ故に、意外なほど、ビジネスパーソンの間で共有されていないのではないか、というのがぼくの実感だ。

一度身につけたら、当たり前で言う必要もないようなものだからかもしれない。

その結果、新入社員や若手の社員は、同じ間違いを犯し、上司や先輩に叱られ、ようやく学んだり、ちょっと不器用な人は、間違いを繰り返したりしている。けれども、それって非効率ではないか。

「初めから、コツがあるなら、教えてよ」

僕が新入社員なら、そう言いたくなる。

そして、ビジネスパーソン誰もが、そうしたコツを必ず身につけるのであれば、日本中のビジネスパーソンのスキルが底上げされ、非効率に溢れる日本企業を良い方向に、少しでも変えていけるのではないか。

そんな考えに基づき、このマガジンを作ってみた次第。

そして、仕事のコツ／ヒントを、ここではベストプラクティス、略してベスプラと呼んで、記事を投稿していき、皆さんの「スキ」の数で、ベストオブベストを選んでいきたいと思う。

noteに集うような、感度の高い皆さんが厳選したベスプラが、全国の悩めるビジネスパーソンに届いて、明日から即、その仕事のレベルを上げることができたなら、そうして日本企業のレベルアップにも貢献することができたなら、こんなに素晴らしいことはないと思っている。

ちなみに、本マガジンへのサポートで収益が上がった場合、全額、私の人生の夢である１型糖尿病（Type 1 Diabetes)の根絶に向けた、募金活動に活用させて頂きます。
私と１型糖尿病の関係はこちらのブログをご参照ください。

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