本を読むきっかけ

私が本を読むようになった話です。

本を読めなかった私

私は高校時代まで本を読めなかった。
本を読み始めると10分もしないうちに眠ってしまうという状態……。
ちなみに、スタインベックの『赤い子馬』を読んだときも出だし数ページで眠りに落ちた o( _ _ )o...zzzzzZZ
星新一のショートショートなんかだと読めたりもしたので、集中力がなかったのだと思う。集中力がないのは今も変わらないかもしれないが ( ̄▽ ̄;)アハハ…
集中力のなさに加え飽きっぽい性格もあったので、興味関心がない本を読むことができなかったのだと思う。

暇つぶしに…

高校を卒業し就職で東京へ上京した。
自宅から会社の通勤電車、乗車時間が約40分。
外を走っている分には風景を眺めていればよいが、地下に入ると何もすることがなく暇である。
今みたいに携帯のない時代、暇つぶしにすることといえば、音楽を聴く、新聞を読む、本を読む。
そのなかで手軽に始められるのが本を読むことだった。
読む本については、書店でタイトルを見て面白そうな本を選ぶようにした。

そして、本の虫に…

通勤電車では立ったままの読書だったこともあり、なんとか眠らずに読むことができた。
それと、自分の興味関心のある内容だったことも大きいと思う。
読書をするようになってからしばらくたつと書店に行くのが楽しくなってきた。

お気に入りの作家の読んでない本を見つける楽しさ。
面白そうなタイトルの本を探す楽しさ。
いろんな出版社があり、いろいろなジャンルの本があり、大型書店へ行くと長時間居ても飽きない。宝物を見つけるようなワクワク感。

今でも、興味をそそるタイトルを見つけると「宝物見~っけ!」って思う。
書店にはまだまだ「宝物」がたくさん眠っている。

今度のGWは久しぶりに神田の本屋街へ出かけてみよう!!
良い「宝物」と出会えますように。

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