3−1.ファスティングに向けた準備食について

明日からファスティングだと言って、最後の晩餐のように大好きなものをめいいっぱい食べたい気持ちもわかります。

ただ、ファスティング前は心身の状態を整えておくことが大事です。血糖値の乱高下、消化のために胃腸に血液が集中し頭が働かないことなど、そういうことを防ぐのです。

準備食がしっかりしていれば、ファスティング中の誘惑や苦痛が少なく、快適に過ごせます。


準備食は半日ファスティングの方は前夜のご飯、1日or3日ファスティングの方は3日〜7日の準備食にチャレンジです。

ファスティング準備期間は、以下の飲食を避けて、1日1.5ℓ以上の水分を摂るようにします。

肉と魚、乳製品、インスタント食品、揚げ物、遺伝子組み換え食品、白砂糖を含むもの、化学調味料を使ったもの、豆乳、清涼飲料水、加熱処理されてジュース、ジャンクフード、コーヒーなどのカフェイン飲料、アルコール飲料。

これ3日休むだけでも、体調が良くなりそうって思うのは気のせいでしょうか?

もちろんこのリストの中には、肉と魚など若さや健康を守るために大切な動物性のタンパク質も入っています。動物性タンパク質は消化に約50時間かかるため、ファスティング前後はがんばって控えましょう。そこはがんばって。そのかわり納豆や豆腐といった植物性のタンパク質で補いましょう。

その他の心がけは、いつもよりよく噛んで食べる意識、味わって食べるという意識、しっかり空腹を感じてから食べる意識、食べる時間帯の意識です。いつも朝食を食べていない人が無理して朝食を食べることありませんし、上記の食べ物を食べない事により朝空腹を感じるならプラスしても良いでしょう。

食生活が乱れている自信のある人は7日準備食しても良いのですよ。たった1日のファスティングのために、この準備食3日以上するのだと思うと、テンション下がる人もいると思います。ファスティングをする目的を思い出してください。テンション戻りましたか?

心身を整える目的と同時に、今までの食習慣を見直すきっかけになる大切な準備期間になりそうですね。

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