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[News Picksコメント]~a scope 教育の回~

COTEN深井龍之介さんがホストを務め、リベラルアーツについて語りながら、世界をとらえ直していく連載対談「a scope」。
東京大学公共政策大学院教授 兼 慶應義塾大学政策メディア研究科教授の鈴木寛さんを迎えた前回は、名だたるIT起業家たちとのネット黎明期の交流や、参議院議員・文部科学副大臣として取り組んだ教育改革について語られた。
後編では、教育改革の本丸と長年いわれてきた大学入試改革にふれる。
大学入試といえば2020年度から、これまでの「センター試験」の代わりに「共通テスト」が導入された。しかし入試改革はそれだけでなく予想以上に本質的で、「ここまで変わっているのか」と驚かされる。

コメント

とても示唆に富んだ[教育]の回でした。私の人生観が少しぷるっと揺れました。
卒近代した後の教育に必要不可欠なのは、すずかん先生が示された世界観なんだろうなと腑に落ちました。
それは「ネガティブケイパビリティ」を養うことなのではないかと思います。

>だから、公共が必須なんです。板挟みと想定外の問題を考えることで、逃げずにそれに向き合う人をリスペクトできる。外からワーワー文句だけ言う人を減らして、板挟みにある人を理解し応援できる人材を育てたい思いがあります。

「問いを抱き続ける能力」であるネガティブケイパビリティを養うことが、まさに上記の文脈にがっちり当てはまると思います。
すずかん先生が提唱されている「熟議」の第一が、「情報洪水の中で思考停止している自分に気づく。」ことです。
思考停止に陥らず、問いから逃げず、安易にさっさと問題解決して片付けようとせず、共感の心を持って問いを共有して抱き続ける。
ビジネスマンお得意の速攻問題解決能力であるポジティブケイパビリティばかりに頼っていると、“外からワーワー文句だけ言う人”になってしまうので、そうはならないように肝に銘じたいと思いました。

すずかん先生のような人から育てて貰いたいし、自分もまたそのような人でありたいと思いました。

子を持つ親として、とても希望に溢れた回でした。
有難う御座いました。
このご縁を何かに活かしたいと思います。

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