KARU 2歳



2018.04.09

君におかえりって言われたい

@新宿カールモール



この日から2年。気付けば2年。



思えば、2018年の年明けは最悪だった。決まっていたはずの舞台出演の話が2本なくなってしまい、今後の予定もないまま途方に暮れていた。


バイトに明け暮れる日々。目的もないまま、ただすぎていく時をぼんやり無かったことにしていく毎日が続く中、ふと、こんな気持ちが胸に浮かんだ


"音楽をやってみたいなぁ"


幼少期からピアノと戯れ(いまは弾けない)、高校の時には母の友人から譲り受けたギターを遊び道具の一つとした。短大では、軽音部を作り、初めてエレキギターで友人とコピーして遊んだ。弾き語りを人前で披露したのもその時が初めてだった。曲はYUIのGood-bye days。全く上手くはなかったが、ただただ楽しかった。演奏し、歌えることが嬉しかった。



短大を卒業し、BIGになる!と東京にきてからも、気がつけばギターに触れていた。ネットで見られるタブ譜を見ながら、好きな曲を何度も何度も弾いた。



2016年、共演者にコード進行をなんとなく教えてもらい初めて曲を作る。

2017年、ダンスコラボのユニット"音の扉〜オトノト〜を組み、音楽×ダンスで遊ぶ。

2017年、出演舞台で劇中歌(テーマソング含む)を2曲作る。


役者をしていく日々の間でなんとなく続いている音楽の道。突然周りに増えてきた音楽界隈の人たち。小さい頃、恥ずかしくて誰にも言えずみんなに合わせて"ケーキ屋さん"とひた隠しにしてきた歌手になりたいって夢。



"音楽をやりたいなぁ。"

漠然とだが強く思うようになり

人に話すようになった。



そこからは早かった。



やりたいことを言葉にして声にして発信していくと、それはいつのまにか形を伴っていることがある。


と、私は思う。



LIVEに出演しないかと誘われたのは、確か2月のおわりごろのこと。



そして、2年。

成長した。ちゃんと、成長してる。

緊張で震えすぎてた声は、まだ少し震えることもあるけど。LIVEでの失敗は数えきれないほどだけど。まだまだ足りないことがたくさんありすぎて困るほどだけど。



それでも、紡いだ言葉が、メロディーが、心を繋ぐ瞬間を何度も見た。目が合い、微笑むと、同じくらいの笑顔で返事してくれた。


なに自分で成長したとか言ってんだって思われるかもしれないけど、あの日から比べればそりゃあ成長だってしちゃうよね。KARUとしてはまだ2歳になったばかり。まだようやく歩けるようになったばかり。

ここから!自分次第。



だけど、いつも思う。

自分だけの力でここまで来た訳じゃないこと。

応援、声、笑顔。

有難い。

有、難い。



感謝無くしてどうやって歩けるっていうんだい。

本当にありがとうございます。

心から、いつもありがとう。



いまは、外に出歩くのにも胸が強張ってしまう不安な世の中。もしかしたら明日には自分が…明日には大好きな人たちが…そんな虞とこれから先の生活の不安が入り混ざって、押しつぶされそうだけど、もっと先にある楽しみなこと、幸せを信じて乗り切ろう。




また一緒に時間を過ごせる日を楽しみにして、いまは力をつけていきたいと思ってます!



何度も何度もしつこいくらいに言ってもいい足らないくらいだけど、

いつも応援してくれて本当にありがとう。

これからもどうぞよろしくお願いします。

画像1



上を向けば途方もないけれど

後ろを見れば歩いてきた跡があって

周りをみると隣にいてくれるたくさんの人がいてくれる

遠くの方では、もう合わなくなってしまったひとたちが見えずともきっと進んでる

これからも、自分のペースで進んでいこう




KARU





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