かーやん

稀代のボンクラDJ あるいは プラモデルおじさん

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マガジン

  • DJかーやん エッセイ『セックスと昼寝』

    DJデビュー10周年を機に、なんか想いを綴ってみたくなりました。DJとセックスはスポーツだ。

最近の記事

かーやん エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 64「誰もあなたになんか期待していない」

ども、稀代のボンクラDJ・かーやんです。 最近なんか気になる事がありましてね。 SNSで暴言吐いたり、寿司屋で好き放題やってる馬鹿な輩が何かとニュースになっているじゃないですかぁ。あの勘違いっぷりが何とも鼻につくというかね。 かつてアンディ・ウォーホルは「将来、誰でも15分は世界的な有名人になれるだろう」と言い放ったが、それは見事に現代を予見したものだった。ウォーホルという存在はその作品以上にメディアそのものであったが、今やSNS等の存在によって15分どころでなくなってし

    • かーやん エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 63「もう何も期待しないという選択」

      お久しぶりで御座います。 こちらには何か思いついた時だけ書き込むようにしています。 実は今年でB2Bユニット・らんば☆らるは10周年になります。と言っても ずーっとやり続けていた訳ではなく、途中で2年ぐらい休んでいたりするのですが(笑)。パートナーのひささんに感謝です。いつもありがとうございます。 でも10周年という節目だからといって何か特別な事をやろうとは思っていないのですよ。まぁそれで何かイベントを打てば みなさんお祝いに駆けつけてくれるとは思うのですが、そもそも自分

      • かーやん エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 62「「うっとりする」という事 〜DJなんて面白くないから1年を経てから更に1年を経て〜」

        noteでは ご無沙汰しております。最後の投稿から実に1年が経過してしまいました。そんな僕は昨年末からDJネームをkaryangから かーやんに変え、そしてすっかりプラモデルおじさんになってしまいましたw でもDJも相変わらず細々と続けております。 で、本題です。 さっきNHKの のど自慢を見ていて ふと思ったのです。「あー、みんな(出場者)うっとりしてんなー」と。いや、番組自体は悪くはないんだけれども、僕はどうもアレが苦手で。 最近の事で言うと 映画監督のパワハラ問題が

        • DJ karyang エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 61「DJなんて面白くないから1年を経て」

          ちょうど1年くらい前にここで「DJなんて面白くない」という話をしたのですが…ここに来てまたそのビョーキが発症した模様(苦笑)。 なんかスランプとかは違うんですよね。 DJとは他人様に聴いてもらえてナンボだと思っているので、ここまでコロナが長引いてしまうと その実感が無い。 まぁそのために舞麗選盤というオンラインイベントもいまだに続けてはいるのですが…最近またちょっと弱気になっていますw 俺のDJなんて誰も聴きたいと思っていないんじゃないか…とかね、余計な事を考えてしまう

        かーやん エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 64「誰もあなたになんか期待していない」

        • かーやん エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 63「もう何も期待しないという選択」

        • かーやん エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 62「「うっとりする」という事 〜DJなんて面白くないから1年を経てから更に1年を経て〜」

        • DJ karyang エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 61「DJなんて面白くないから1年を経て」

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        • DJかーやん エッセイ『セックスと昼寝』
          60本

        記事

          DJ karyang エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 60「10回目の舞麗選盤とコロナ禍の10ヶ月」

          またも緊急事態宣言が発令されました。 去年の夏あたりにコロナも収束するであろうという考えは どうやら甘かったようです。 実は今月 僕が登板する予定だったDJイベントで中止になったものが4件。そりゃあ致し方ないです。お店が困っていて 常識の範囲で どうしてもやるというのであるならば、僕は都合のつく限り いつだっておっとり刀で馳せ参じますけど。 そんな まさしくDJにとっても「非常事態」の中で、僕は前回の非常事態宣言の時から毎月オンラインによる配信DJイベント・舞麗選盤(ぶれ

          DJ karyang エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 60「10回目の舞麗選盤とコロナ禍の10ヶ月」

          DJ karyang エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 59「DJは暴走族なのか?」

          こちらでは おひさしぶりです。 最近ふと思った事があったので徒然なるままに書き連ねてみる事に。 先日 近所で暴走族を見掛けて「あ、これってDJもそう思われているのかもな」と思った次第。 自分だけ気持ち良ければいいので人の迷惑顧みず 自分ではそれがかっこいいと思っている(美意識の問題) そのエグゾーストノートは人によっては心地良かったり不快であったり エトセトラエトセトラ… 要は「こういうDJにはなりたくないし、そう思われたくない」なと。 僕は音楽はノイズだとは

          DJ karyang エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 59「DJは暴走族なのか?」

          DJ karyang エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 58「僕はこうやってオンラインDJイベント『舞麗選盤』を成功させた その4《総括》」

          3回に渡ってオンラインDJイベント『舞麗選盤』を如何にして実現してきたかというお話をして参りました。 で、その締めくくりとして総括と今後の展望の話を。 何故この舞麗選盤をやろうと思ったのか…別に自分が回してそれをみんなに聴いてもらいたいというだけなら配信はたったひとりでいつでもできます。実際 僕はかなり前からそうした形でやってきましたし。 でも今回こういう形でやりたいと思ったのにはまず 僕の周りにはこんなにスゴイDJがいるんだぜ というのをみなさんに是非とも知ってもら

          DJ karyang エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 58「僕はこうやってオンラインDJイベント『舞麗選盤』を成功させた その4《総括》」

          DJ karyang エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 57「僕はこうやってオンラインDJイベント『舞麗選盤』を成功させた その3」

          こんな流れでオンラインDJイベントをやりましたというお話の続き。 今回は ① DJは各自別々の場所から配信。 ② 事前にタイムテーブル・配信先(URL)の告知はしているが、配信スタートとほぼ同時にFacebookのイベントページおよび各SNS等にリンク先を投稿・掲載し、素早く情報拡散。 ③ そしてイベント終了後は、オンライン打ち上げと称したZoomミーティングでの呑み会を開催。こちらは音楽(DJプレイ)は無しで、DJ以外の人たち(視聴者)も自由に参加・対話できるスタイルに。

          DJ karyang エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 57「僕はこうやってオンラインDJイベント『舞麗選盤』を成功させた その3」

          DJ karyang エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 56「僕はこうやってオンラインDJイベント『舞麗選盤』を成功させた その2」

          前回はこういう流れでオンラインDJイベントをやりましたというお話をしました。 ① DJは各自別々の場所から配信。 ② 事前にタイムテーブル・配信先(URL)の告知はしているが、配信スタートとほぼ同時にFacebookのイベントページおよび各SNS等にリンク先を投稿・掲載し、素早く情報拡散。 ③ そしてイベント終了後は、オンライン打ち上げと称したZoomミーティングでの呑み会を開催。こちらは音楽(DJプレイ)は無しで、DJ以外の人たち(視聴者)も自由に参加・対話できるスタイル

          DJ karyang エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 56「僕はこうやってオンラインDJイベント『舞麗選盤』を成功させた その2」

          DJ karyang エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 55「僕はこうやってオンラインDJイベント『舞麗選盤』を成功させた その1」

          まだまだ続くコロナ禍騒動・自粛ムード・ステイホーム運動ですが、みなさん如何お過ごしでしょうか。 これまでは仕事以外で外に出て人に会うのは どうしてもDJイベント絡みが多かったのですが、こうなってくるとどこにも行けないし会えないし、そもそも肝心なお店も閉まっていますしね。今はじっと我慢の子供。 で、先月(4月)から『舞麗選盤 BUREI-SENBAN』というDJイベントを始めました。 と、いっても外には出られないし、お店も閉まっている中で どうやったかというとWEB上…つ

          DJ karyang エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 55「僕はこうやってオンラインDJイベント『舞麗選盤』を成功させた その1」

          DJ karyang エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 54「まぁ酷い話」

          昨日は親から「行ったら死ぬぞ」と脅されながらも浅草ゴールデンタイガーさんでのイベント『ワンサカ』で回してきました。 この件に関しては何か正しくて間違っているのかという問題ではないんで。トロッコの問題と一緒。 緊張状態である事ぐらいは理解しています。でもこのままだとお店も潰れてしまいますからね。いつも以上にビールを呑んできました。 佐久さん、ワンサカ3周年おめでとうございます!! …で、これは「酷い話」の方ではありません(笑)。本題はここから。 実は本日もイベントがあった

          DJ karyang エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 54「まぁ酷い話」

          DJ karyang エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 53「DJなんて面白くない」

          お久しぶりです。 おかげさまで方々からお声掛けを頂きまして、当面のスケジュールは埋まっております。本当にありがたい事です。多謝。 前回は闇練の話をしました。そして「いつDJなんかやめてもいい」と言いましたが、あれは別に物の例えではないです。本心でそう思っていますよ、いつも。 もう僕はDJをやっていても面白くないんです。 いや、そう言っちゃうと語弊があるかな?(笑) DJを自己満足レベルで楽しみたくないし、楽しめなくなっているです。仕事ではなくて趣味でやってる事なんだけれ

          DJ karyang エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 53「DJなんて面白くない」

          DJ karyang エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 52「闇練の意味」

          あけました🎍w 2020年もご贔屓の程、何卒宜しくお願い致します。 この1年間、頑張ってきました。自分なりに。 実はちょうど1年ぐらい前に とあるイベントで とあるDJさんに物凄く叱咤された事があるんです。その時は「なんで俺がこんな事を言われなきゃならんのだ」と思っていました。で、そこから自分の正当性を証明するため、そしていつか そいつを見返してやりたい(DJの大先輩に対して大変失礼なのですが)という一心で励んできました。まずはとにかくテクニックを磨きたいと思って必死に

          DJ karyang エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 52「闇練の意味」

          DJ karyang エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 51「聴き手の達人」

          今日はDJ仲間の昭和歌謡B2Bユニット・気分はハイウエストさんが角打ちイベントでDJをされるという事で遊びに行ってきました。 コーキさんとミーちゃんとは個別に喜多見の現場でご一緒してからのご縁。 なんか自分と芸風が似ていて(笑)勝手にシンパシーを感じてファンとして最近ちょくちょくイベントへ顔を出しに行っているのです。 前回もここに書きましたが、やっぱり自分が回さない時でも現場に顔を出すのは大事だなと。 藤沢を離れてからあまりイベントを打っていませんが、ありがたい事におかげ

          DJ karyang エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 51「聴き手の達人」

          DJ karyang エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 50「梁山泊としてのぎょーざ会」

          以前ここに藤沢でのDJイベント・ぎょーざ会の事を書いたので重複してしまうのですが、何故に今こうしてまた書き始めたのかというと、自分が藤沢を離れて1年が過ぎたという事と、ネットでたまたまトキワ荘のドキュメンタリーを見たからだ。 トキワ荘といえば言わずと知れた石ノ森章太郎や藤子不二雄、赤塚不二夫などを輩出した伝説的な「漫画家の梁山泊」と称されたアパートだ。 ああ、ぎょーざ会って自分にとってはそんな場所だったなぁって今更ながらに思った次第です。 ホントにもうトキワ荘と一緒で、

          DJ karyang エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 50「梁山泊としてのぎょーざ会」

          DJ karyang エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 49「For keeping on shining」

          無事に夏のイベントを終えて落ち着いたと思ったら夏風邪をひいてしまった かーやんです(笑)。 実のところ、色々と思うところがあって今年の春ぐらいにもうDJなんかやめちゃうおうかなぁと思った時期がありました。 その頃にちょうどヒガナカのオファーがあったので「それじゃあ夏までは悔いなく精一杯やろう」と思い、自分なりに今日の今日まで頑張ってきました。 で、いざ夏のイベントを終えて真っ白に燃え尽きたかというと…別にそんな事もなく、非常に前向きです(笑)。 でも しばし充電期間とい

          DJ karyang エッセイ『セックスと昼寝』Chapter 49「For keeping on shining」