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日経平均の現状と見通し 6月8日号

こんにちは、笠松です。
日経平均の見通しは別枠で始めてみます。

まずはチャートを

今後の見通しは結論から言えば、今までの見通しからは特段に変化はありません。
どんな見通しだったかと言うと、22000円~23000円のレンジではないかと5月の半ばから言い続けて来たわけです。

5月30日には場中でも下限の22000円を割り込む局面もありましたが、終値では22000円は死守して終わりました。
テクニカルを見ている方は、ちょうどその株価がボリンジャーバンドの日足の-2σでしたので打診買いは出来たのではないでしょうか。

見通しの下限である22000円からはスルスルと株価は戻り、昨日・今日には22800円までの上昇をしています。
ここの株価辺りが非常に難しいポイントかと思います。なぜかと言えば、安値で買った玉の売場を探る方もいますし上値目処の23000円まで我慢する方もいるわけですね。

今朝の22800円はボリンジャー+σ水準ですし、23000円は+2σ水準なので跳ね返されても当たり前だと思っていてもいいと思います。

何よりも大事なのは利益確定だとは思いますので、売られやすくなるテクニカル水準では一部売りでもしておいた方がいいと感じています。

今日の場中も感じてましたが、利益確定売りはいいんですがドテンショートはちょっと怖いですね。
見通しの下限の22000まで下がればまた買いですが、ショートで下まで取りに行くのはちょっと…。

来週からですが、イベント盛り沢山なので様子見気分の相場状況になるのではないでしょうか。

変化の兆しがあるとすると、日経が売られてきても個別材料株や中小型株式はしっかりでしたね。
見通し通りのレンジが夏の閑散期が終わるまで続くならば、セオリーとしては先ほど申し上げた個別材料株・中小型株式に資金が集まるのではないでしょうか?

今回は以上です。