見出し画像

これからの時代に勝てる経営を学ぶ

5月27日は、商工会議所青年部、経営委員会の10月度研修会一部、「これからの時代に勝てる経営を学ぶ」研修会に参加しました!


こちらの研修会は、青年部に所属されている加西市内の企業経営者の方が、これからの経営について学ぶことを目的とされています。

今回は企画編で、8月には、プレゼン編、情報発信編と続き、テーマを10月に行われるじばさん物産展に設定する事で、学んだことを実践するプログラムとなっています。

今回は、ワークショップの際に若者の意見も取り入れようということで、青年部に所属していない私たちも参加させていただきました。


今回は、企画編「新しい発想力を鍛える!」で、講師に藤原明文さんを迎え、行われました。

[藤原さんは、株式会社インサイトラボ代表取締役をされている、すごい方です!]


まず初めに、講師の藤原さんの講演がありました。

企画力についての講演で、具体例を交え、とても勉強になる内容でした。

簡単に内容を説明すると、新しい発想をするためには、先進事例を知り、それを組み合わせることで、新しい発想になる、というものです。


例えば、「なくせるものはないか?」と考えてみます。

今ある固定概念を壊す事で、新しい発想が生まれるというもので、具体事例としては、ダイソンの羽の無い扇風機です。(→https://www.dyson.co.jp/fans-and-heaters.aspx

扇風機から、なくせるものはないか?と考えた結果、羽を無くした、というのもです。羽は、子どもが手を入れる危険があったり、掃除が大変だったりと、なくても困らないものです。

それを、なくしてしまう、画期的な発想ですね!


また、「背景にある物語を伝えることはできないか?」と考えます。

具体例としてお話いただいたのは、

“大学の授業で、カレーライスが準備され、一人の鈴木さんというお母さんがゲストに招かれました。

このゲストのお母さんがカレーの作り方を語ります。お母さんいわく、作り方はきわめて普通。カレーのルーはインスタントだそう。

この段階で、「このカレーを食べたい人?」と教授が生徒に聞くと、誰も手をあげません。

「ある情報を与えると、あなたたちはこの普通のカレーが食べたくなるはずです」といい、

教授は息子さんのことをお母さんに聞きはじめます。

お母さんは、「息子は野球ばっかりやっています」と答え、さらに、「息子はアメリカで野球をやっています…」と続きました。

教授が、「息子さんのお名前は?」と伺うと、お母さんは、「ありふれた名前ですが、イチローと申します」と答えました。

つまり、そこにいる鈴木さんなるお母さんは、イチロー選手のお母さん、鈴木淑江さんでした。

そして、そこのある普通のカレーは、イチロー選手の大好物で、まさに朝から食べていたという「朝カレー」が目の前で用意されているのです。

そこで、教授が、再度「このカレー食べたい人?」と質問すると、全員がその「普通のカレー」を食べたくなったそう。”

イチローが大好きだったカレーという情報が加味されて、それが今すぐに食することができるという環境が、興味や関心を生むのですね。


そういった、背景にあるストーリーを加えることで、価値が出たり、魅力になったりするという内容でした。


これらの発想の仕方と、具体例をご紹介いただき、講演は終了。

その後、休憩を挟み、ワークショップに移りました。

先ほど勉強した、発想の方法を頭に置きつつ、テーマを10月のじばさん物産展に設定し、それぞれのチームで考案します。


[今までの固定概念を壊し、皆さん頭をひねります。]


私のグループは、「○○女子集まれ!」をコンセプトに、写真好きな女子や、エコ好きな女子など、テーマを絞ることで、より多くの女子に来てもらえないか、といった内容で、話し合いを行いました。


最後に、良い企画を考案したグループが発表をしました。

[Dグループは、友達同士で行きやすいをコンセプトにされていました。]


こちらのグループは、オタク女子をコンセプトに、コスプレをしたり、池の上でプロレスをする企画を考案されました!

コスプレでプロレス…、とっても面白そうで興味を引かれます!


いくつかのグループの発表を終え、今回の研修会は終了しました。


今回参加させていただき、藤原さんの貴重な講演を聞く事ができ、とても勉強になりました。

そして、藤原さんを招いて、研修会を行うことを企画した、青年部の皆さんの向上心が素晴らしいなと感じました。

地域の商店が元気になることは、必ず地域を元気にするとこに繋がります。

だからこそ、このような活動をされている青年部の方々は、すごいなと思うとともに、私ももっと頑張らなければと刺激を受けました。

これから、青年部の方の力になれるような活動もできればと思います。


参加させていただき、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?