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個人的なWEB漫画目録

とてもとても個人的な自分用の記事。いま現在WEBで連載されている漫画作品のなかで更新される度に読んでるものをまとめてみました。WEB漫画ってサイトが分散されてて、気づいたら更新されてるってことがよくありますよね。なのでこうしてここに置いておくことで多少便利になるんじゃないかと思いまして。抜けはあるだろうし、読みたい漫画もころころ変わっていくのですが、2023年8月末現在の私にとってはここら辺が特に好きなんじゃあ、というお話。

『雷雷雷』

まだ始まったばかりの漫画。絵がとにかく上手い。『寄生獣』や『チェンソーマン』っぽい導入ですが、主人公の髪型的にどうしても『らんま1/2』を彷彿としてしまう。


『邦キチ! 映子さん』

邦画を中心にいろんな作品を面白おかしくプレゼンするギャグ漫画。一般的に『駄作』扱いされてる作品でも、この漫画で紹介されていると読みたくなる不思議。


『ふつうの軽音部』

最初の6話くらいまでは、いわゆる「軽音部あるある」を描いたお話なのかなーと思いながら読んでいたのですが、キャラクターが揃ってきたあたりからグッと面白くなります。


『ザ・キンクス』

榎本俊二の新境地。ファミリーコメディっぽいのだけど、単純に「笑わそう」としてくるわけでもなく、かといって暖かいお話とも、あるあるとも違う、ジャンル分けが難しい漫画。でも好き。まあ一読してみてください。


『チェルノブイリの祈り』

スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチによる原作をコミカライズした作品。チェルノブイリ原発事故により人生が一変した人々の姿を繊細で美しい絵に乗せて描いています。


『ねこおじ』

X(旧Twitter)で毎日更新されている漫画『ねこに転生したおじさん』をまとめたサイト。Xをお休みしてる身にとってはありがたい。そしておじさんもといプンちゃんがかわいい。


『刃ノ眼』

ザ・中二漫画。設定、台詞、世界観、全てが中二っぽさ全開です。だがそれがいい。コマ割りやアクションのわかりやすさ、見せ方が上手く、毎話楽しく読んでます。


『接客無双』

接客を極めた主人公による接客漫画。悪質なクレーマーをものともせず、次々とお客様を満足させていくという内容。つまりギャグ漫画です。最近は能力バトルになりつつあり、これはこれで面白い。


『サチ録~サチの黙示録~』

これも最近始まったギャグ漫画。ギャグ漫画ばかりですみません。だって好きなんだもん。天使と悪魔と5歳児によるゆる~いやり取りに癒やされます。


『ワンパンマン』

言わずと知れたWEB漫画の代表格。とにかく絵が上手い。WEB漫画ならではの紙芝居形式で描かれたアクションは迫力満点。原作と読み比べてみるのも一興です。


『ラーメン赤猫』

猫たちが営むラーメン屋「ラーメン赤猫」を舞台とした日常コメディ。猫がかわいい。そしてラーメンを食べたくなる。あと猫がかわいい。


『放課後ひみつクラブ』

学校の中にあるひみつを探す高校生ふたりによるギャグ漫画。蟻ヶ崎さんと猫田くんによる独特な台詞まわし、可愛い絵柄、テンポのいいギャグがクセになります。


『光が死んだ夏』

田舎を舞台としたホラー漫画。絵が美麗で、夏の乾いた空気感や、この世のものではない存在のジメッとした恐ろしさがよく描けています。特に「字」による雰囲気づくりが上手く、二人の行き着く先が気になる作品。


『チェンソーマン 第二部』

ジャンプで連載していた人気漫画の続編。どこかネジが飛んだ言動をする登場人物たちと、かっこいいデザインの悪魔たちが魅力的。ダブル主人公なので1部とはまた違う雰囲気になってます。最近の中で好きな話は主人公がポエトリーリーディングする話(ほんとにあるんだって)。


『鍋に弾丸を受けながら』

治安の悪い地域に赴き美味いものを食すグルメ漫画。作者の記録をもとに描かれているので『ハイパーハードボイルドグルメリポート』や『クレイジージャーニー』が好きな人におすすめ。”二次元を摂取しすぎたせいで全てのキャラクターが美少女に見える”という異常な設定も込みで面白い。


『メイドインアビス』

秘境の大穴「アビス」に挑む子供たちを主人公としたファンタジー漫画。作者の性癖が濃すぎるほど色濃く出ているので人を選びます。もちろん私は好きです。つくし先生更新楽しみにしてますねー。


以上、単純に好きなものを選んだのであまり統一性はないです。

漫画といえば、以前仙台の「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」へ漫画家の石塚真一さんのお話を聞きに行ったのを思い出しました。「ジャズフェス」と言われるこのイベントは仙台の秋の風物詩で、街中のそこら中で音楽を奏でるという楽しいものなのですが、ジャズ漫画であり、仙台が舞台ともなっている『ブルージャイアント』にちなんで講演会が開かれていたんですよね。

時期的にはコロナ禍になる前のことで、結構話を聞きにきた人で賑わってたのを覚えてます。『ブルージャイアント』を読んだことがある人ならわかることだけど、仙台が舞台ということもあり、震災からの復興も作品のテーマに盛り込まれているので、そこら辺の作品にかける思いを聞けたのは良かったなあ。石塚さんはアメリカに留学していた経験があり、そこでハマったのが「登山」と「ジャズ」で、それらの経験が後の漫画作品に活かされている。やっぱり人生何事も経験ですよねえ。

ていうか今年公開された映画の方の『ブルージャイアント』良かったですよね~。CGの部分に粗さはありましたけど、プロが奏でるジャズの演奏と、原作の良さを引き出した脚本が合わさりすっごいエモーショナルな作品になってました。流れ的には練習→演奏→練習→演奏というパターンなのですが、登場人物の背景を掘り下げていくことで感情移入度をどんどん高め、泣かしてくる。もう後半ほとんどパブロフの犬状態で、音楽がかかる度に泣いてました。あれはずりぃよ。

……なんの話でしたっけ?そうそうWEB漫画。WEB漫画もたしなむ人間なので、もし「これも面白いよー」という作品がありましたら教えてくださるとありがたいです。たぶん赤子のように泣いて喜びます。なにとぞなにとぞ。

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