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健康界隈とオーガニック信仰と疑似科学

味の素と電子レンジと16時間断食

正直、オーガニック信仰というか健康界隈は近づかない方がいいというのが個人的意見ですが、体調壊して体力が低下したので、やはり健康に気をつけようと思い、様々に調べてみたのですがもはや本当に医療は自然科学なのか疑わしくなるレベルの風聞が飛び交っています。

特に味の素と電子レンジと16時間断食の三つが結構すごい界隈だったので、取り上げたいとおもいます。

工場、光学異性体、水に溶けるということ

味の素が危険だという層がいますが、その理由はいくつかあるそうです。
一つに、工場で作った工業品だからだそうです。工場で作ったものがダメなら、一切の加工品が食べられないですね。
二つ目に、自然にあるグルタミン酸と味の素の内容物のグルタミン酸は光学異性体だそうで、味の素になる工場で作られたグルタミン酸は毒だそうです。しかし、昆布だしに含まれるグルタミン酸で味の素に含まれるグルタミン酸もどちらもl-グルタミン酸のようです。つまり同位体です。
三つ目に、グルタミン酸ナトリウムとグルタミン酸は違うもので、グルタミン酸ナトリウムは毒だそうです。しかし体に吸収される時どちらもグルタミン酸のイオンになって水に溶けているので、グルタミン酸ナトリウムが毒というのはおかしいです。

味の素の危険な理由を探って、正しいか調べてみると、特に問題ないようでした。

マイクロ波、栄養素破壊、トランス脂肪酸

電子レンジを使うなという方達は一定数いるようでかなり驚きます。所謂電磁波系の人達かなと思ってましたが、私が見た限りそれより電子レンジが加熱するために使うマイクロ波によって食品を変質させるという理由を語る方が多いですね。
電子レンジはマイクロ波を利用して加熱しますが、特に茹でるとかと変わらないです。特にタンパク質の熱変性等の普通に炒めたり茹でたりした時と同じことはおきますが、別にそれ以上のことはないようです。短時間で加熱する力が段違いだというのが特徴のようです。
加熱しすぎると油が劣化するようです。鯖の油と大豆の油の実験の論文に記述がありました。でも普通の時間の加熱だとフライパンで焼こうが電子レンジで加熱しようが、変わらないようです。

この後16時間断食について書こうと思ったけど、長くなるというのと、いろいろ書くべきことが多すぎて本記事に書くより別記事で書く方が良さそうなのでここで筆を下ろします。

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