1995 / 水槽

like ephemera, your sequences.

「あの人、病気やったけんねえ」


In my urn, in my room,
couldn't even make one move.

「アイスクリームのにおいがするズボンを履いて、いつも優しい人でした」


「クズ」


「one day after one dayのめまぐるしさ、泣いて帰って来るひとびと、彼らにごはんをつくると、なぜかおかずが多いです、いつも、」


ぼくの頭から悲しみを抜き去ってしまうかのように、君は、ぼくを見つめて、視線を静かに外したのです、


she clutch

a potted morning glory

as if it were a precious urn


あー、たとえばぼくが十月、生きていたなら、

コンビニ傘の寄り添いあいに、僕は何を見るだろう