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”マーケター”になりたい就活生に贈る、3つの入口

こんにちは。仮説ラヂオ パーソナリティのきんちゃんです。
広告業界でアパレル・消費財等のプランナーを担当した後、今はゲーム業界で新規事業立ち上げに関わっています。

なんとなく楽しそうで、漠然と興味を持つ人も多い”マーケター”というお仕事。
ですが、日本の就活ではキャリアパスが分かりにくいのも”マーケター”。

そこで"マーケター"志望の学生は、どういった考えでキャリアを選んでいくといいのかを、導入レベルでまとめてみました。
あくまで僕の仕事や転職経験を基にしたものとして、ご参考頂ければと思います。

"マーケター"の3つの入口

結論からお伝えすると、マーケターのなり方は大きくこの3パターンがあるのかなと思います。

※ 今回は全体感を掴んでもらうために、超ざっくりな傾向を書いています。
※ "マーケター"の具体的なお仕事については、また別の記事で。

それぞれの入口の メリット&デメリット

もちろん例外もありますが、各入口ごとで言われやすいメリット・デメリットを記します。

① 事業会社からマーケターを目指す

事業会社に新卒で入り、マーケティング領域を担当している「新規事業部」や「宣伝部門」等を目指すパターンです。

メリット
● 事業主であるため、マーケティングの広範な範囲に携われる可能性が高い。
● 一つの商材を最初から最後まで担当できるので、売上全体に対する施策のインパクトが分かりやすく、PDCAが回しやすい。

デメリット
● 配属に時間がかかったり、ジョブチェンジや一生配属されないといったリスクが伴いやすい。
● 関われる商材の数は限定される。

事業規模や組織風土で同じ事業会社でも、働き方が変わります。
スピード感を求めるのか、ダイナミックさを求めるのか等で自分のマーケターとしての強みも変わってきますので、自分がどんな働き方がしたいのかは改めて自問自答しておけると良いです。

② 支援会社からマーケターを目指す

マーケティング系の支援会社に新卒で入り、その領域のスペシャリストになる、もしくはその経験を元に領域を拡張していくパターンです。

メリット
● 同じ領域の案件を多く回していく関係上、自分に専門性を付けやすい環境。
● 関われる業界や案件内容は、事業会社よりも多岐にわたりやすい。

デメリット
● 自分たちの専門領域以外は、学びにくい。
● あくまで支援会社なので、自分たちが理想と思う提案が実現できないこともザラ。

入る企業の得意領域によって働き方も変わります。ひとえにマーケティングといっても、蓋を開けたらイメージと違う仕事だった、なんてこともザラなのでご注意ください。

③ 個人の活動からマーケターを目指す

まずは自分で何かしらを立ち上げて、伸ばしてみる。その実績を持って活動を広げていくパターン。本職とは別に、趣味や副業で少しずつ事業を作っていく等もこちらに該当。

メリット
● 最も大きい裁量をもってマーケティング業務を、試行錯誤していける。ある意味、一番学べる選択肢。
● 実績が個人の価値に分かりやすく直結していく。

デメリット
● 活動規模を大きくするほど、個人のリスクも大きくなっていく。
● 関心が高い活動であったり、普段の生活で続けるのが苦にならないものを選ぶなどしないと、モチベーションが保ちにくい。

小さく始める分にはローリスクなので、例えばSNSを意識して伸ばしてみるなど、まずは趣味でやってみるくらいでいいかもしれません。
学生でも始められて、就活の評価にも繋がりやすいと思いますので、時間がある人にはおススメの選択肢です。

僕は以前、趣味で謎解きゲームをクラウドファンディングで主催したことがあるのですが、普段の業務では学べない学びが沢山ありましたし、転職時もネタの一つとして評価して頂きました。

"マーケティング"に興味がある就活生へ

導入編ではありましたが、企業研究の視点の一つとしてもらえれば幸いです。

”マーケター”は未だに成長途上の概念ですので、調べても中々実態が見えてこないですよね。
本当は社会見学的に、マーケターの仕事を体験できるといいですよね…

…と感じた方に、朗報です!
なんと、マーケターが普段どういう考え方をしているのか、疑似体験できるコンテンツがあるのです!(ババーン!)

「マーケターの仮説ラヂオ」は、20代の現役マーケター2人が、世の中の流行等をマーケティング視点で分析していくラヂオ。
1回20分程で聞けるYouTube及びSpotifyチャンネルです!

マッチポンプ感はありますが。笑
もしご興味ありましたら、就活の息抜きがてらに楽しんでいただければ嬉しいです!

就活のリクエストなどありましたら、それもお気軽にDM頂ければ。
noteやラヂオでもお答えできればと思います。

それではまた。


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