13話「年末のワクワク」

ゲビン「やー今年もやり残したことたくさんあったなー。やりたいことってたくさんあるんだけど、行動には移せないんだよなー」

マサル博士「ゲビン君。君はいつも先延ばしにしているじゃないか。人間はね、物事を先延ばしにしちゃう生き物なのだよ。思い立ったら即行動だよ」

ゲビン「でも博士、ぼくちんは先延ばししたい訳じゃないんだよ。やりたくても体は動かないんだ、、、そして、どんどんどんどん時間がだけがすぎて、やらないまま終わっちゃうんだ」

マサル博士「じゃあケビン君に、いいことを教えてあげよう。自分で締め切りを決めてみたらどうだい?!」

ゲビン「なるほど。自分で締め切りを決めるのか、来年は締め切りを決めて物事に取り組んでみるよ」

マサル博士「おやおや、、締め切りを決めることを先延ばしにしているじゃないか」

ゲビン「あ、ついついいつもの癖で、、、、」

マサル博士「ところで、ゲビン君のやりたいことってなんだったんだい」

ゲビン「ナンパです」

マサル博士「アドバイスをしたぼくが馬鹿だったみたいだな。君とは今年でさよならだ」

マサル博士は内ポケットから拳銃を取り出す。

バーーーーン

ゲビン「博士なんで。。。。。。。。。」

マサル博士「ぼくも一つ先延ばしにしていたことを思い出したんだ」

ゲビン「は、、、、、か、、、、、せ、、、、、」

プルルルルルルル

マサル博士「こちらマサル博士、ゲビンを殺害した。死体の処理をして事務所に向かう。2018年は先延ばし補完計画を完成させよう」

次回「ゲビン死す」



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