はじめてのメルカリ その2

夫の反対を押し切って、メルカリへ出品することにした。トラブルになったっていい。解決すればいいのだから! 仕事だって、トラブルのない仕事はない。 

さて、まずは、きつくなったジーンズ出品することにした。悲しいかな、座っていると、旺盛な食欲が減退するほど苦しい。
出品する際のコメントは、他の人の文章を参考に出品するのだけど。

面倒・・・ 

平置きという状態で、ウエストを測ったり、股下を測ったり、素材を入力したり。 
売るってことは簡単なことじゃない。写真をとり、30分くらいかけてようやく出品できた。

ところが、1日経っても、2日経っても、写真を取り直してみても全然売れない。なんで? これきれいだよ? 安いよ。 

ジーンズを諦め、何か売れるものはないか?部屋の中を見渡した。

そうだ!去年の夏に買った2枚のトップスがある。若作りの雰囲気が出てしまうので、もう着ないかなぁという服。それを出品すると、またたく間に「いいね!」が複数ついた。そして、その日の夜に、ある人から値下げのお願いコメントが入った。
全然かまわない。
売ってみたい。相手の言い値で販売した。

売れた! 

単純に、売るってことが楽しい。学祭で物を売った時の喜びに似ている。「明日発送いたします」とコメントすると、「ありがとうございます!楽しみしてます(^^)/」という、みずみずしい、メッセージが入った。全然知らない人に対してのこのバリアのないコメント。
仕事とは違うのだなぁ

翌日、携帯を握りしめ、コンビニへ向かった。レジで携帯のバーコードを見せると、店員さんは、面倒くさそうに
「まず、端末で処理して、レシートを持ってきてください」
とおっしゃった。これだから、素人は困るといった雰囲気だ。(すみません。)

レシートをコンビニに持っていくと、
「お客様自身で貼ってください」
と送付票を渡される。冷たいけど、ちゃんとできてるか、確認してくれた。(お手数おかけします。)
どういう仕組みなのか分からないけど、相手の住所も、私の住所も表示されていない送付票。不思議だ・・・どこの県だけは分かり、行先は九州だと分かった。

着いたかなー 着いたかなーと スマホでチェックするものの、なかなか配達中にならない。表示はこちらの郵便局で受け付けた状態のまま。4日経った時、ついに表示が変わった。なんと離島の郵便局に届いた。

行ったこともない島だ。このスピードの時代にまだまだ郵送に時間がかかる所があるのだなぁ 確かに、離島には、お店はたくさんないだろう。その人が着るのか、売るのか分からないけど。今まで知らなかった世界とつながった気がした。

そして、相手が私の評価をする。高評価だった。「よくできたね」って褒められた気分。

それから、もう1枚も売れた。今のことろ、もうけは・・・・400円くらい(笑)

翌日、適当に服を袋に詰め込んで、BOOKOFFに持ち込んだら、そちらは1400円。

お金と労力は断然BOOKOFFの方が私の場合コスパは良いみたいだ。でも、やっぱり、やってみて良かった。メルカリではよくユニクロが売れることを知ったり、若い子たちのみずみずしい文章にふれたり、何よりワクワクとドキドキを味わった。

それにしても若い人たちって、すごいなー たくましい。怖がらずに新しいものを取り入れてる。400円もらって、喜びももらえた。

と喜んでいたら、母の友人(70代)が「マリメッコをメルカリで買うと安いのよ」と言っていた。私負けてるー

もうちょっと続けてみます。

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