スピッツを解凍

ネットでラジオ番組を検索していたら、草野マサムネの文字。スピッツ。学生の頃何度も聞いたなー スピッツの曲を聞くと、幸せだけを集めた国とか、恋だけを集めた国とか、おとぎ話の国に行ったみたいな気分になる。きっと、草野マサムネは、人間じゃないのだろう。

ドキドキしながら、草野マサムネのラジオを聞いてみることに。冷凍保存してあった物をゆっくーり解凍するみたいな気分。ちゃんと、まだ美味しいかな。霜がついたりしてないか、心配だ。どうか年とってないで! 

初めてラジオで聞く草野マサムネの声。
初めてだけど、変わってない! って思った。
ちゃんと、透き通った、切ない、甘酸っぱい感じが伝わってくる。なんとも、嬉しくなってしまった。

ところが。。。。喜んだのも束の間。

自ら、「おじさん」とか、「物忘れがひどい」とか言うのだ!
びっくりだ。スピッツが年をとるなんて。さっきまで、私が10代だった頃にタイムスリップできたのに、あっと言う間に帰ってきてしまった。

でも、聞いていると、道理で自分で「おじさん」というわけだ。と納得した。
ちゃんーと、生きてきたんだ。ずるとかせずに、しっかり生きてきてる人なんだ。だから自分のこと「おじさん」って言えるのだなぁと思う。
素敵な曲がたくさんあるものね。

どうやら草野マサムネはちゃんとした人間みたいだ。

読んでいただきありがとうございます!一緒に様々なことを考えていきましょう!